先ほどの『アセットアロケーション』の内訳はかなり大まかなものです。
最初はそれくらいの内訳で全く問題ないと思います。
以下は知っておいた方がいいくらいの内容です。
株式の中にも「日本株式」「米国株式」などの国別もありますし、「先進国株式」や「新興国株式」といった地域別で表されることもあります。
細かく言えば、大型・中型・小型株式であったりセクター(業種)も違ってきますが、そこは今回はおいておきましょう。
債券も同様で「日本国債」「米国国債」などがありますし、この中には短期国債(1年など)や長期国債(10年-30年など)もあります。
コモディティは商品のことですね。
こちらは代表的なもので「金」「銀」「プラチナ」などの金属系、「石油」などの製品や「小麦」「豚肉」などの農畜産物もあります。
暗号資産(仮想通貨)も大きく分ければコモディティと言えるかもしれませんが、個人的には性質が大きく変わるので、個別で考えた方がいいとは思います。
不動産はアパートやマンション、一戸建や土地などの現物がかつては主流でしたが、現在は「REIT」(不動産投資信託)も登場し人気となっています。
あとは現金にしても、「日本円」「米ドル」「ユーロ」など様々あります。
ここでいう現金は「生活防衛費」などとは別の方がいいとは思います。
投資運用に回せる現金保有率という意味合いの方が分かりやすいかと個人的には考えますね。
ただそこまで細かく考えると、ポートフォリオと差が無くなってきますので、最初は下記グラフくらいで考えればいいかなと思います。
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