2022年4月第1週 市場レポート

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こんにちは!yoshiです。

週間レポートとして、本記事では

2022年4月4日~8日の米国主要指数と僕の運用成績

そして国内で人気のインデックス投資信託のパフォーマンスをまとめています。

それでは今週もよろしくお願いします。

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S&P500・債券利回り・VIX

まず最初に、S&P500種指数と債券、そしてVIX指数の推移を確認します。

4月4日4月54月6日4月74月8日週間騰落率
S&P5004584.054528.004480.804500.874488.28-1.27%
米国10年債利回り(長期)2.4102.5562.6052.6472.708+13.35%
米国2年債利回り(短期)2.42212.51602.49592.44932.5197+2.32%
VIX指数(恐怖指数)18.5121.0122.0321.5021.16+7.79%
ザラ場のみで評価

3週連続でプラスだったS&P500種指数でしたが、今週はマイナスとなりました。

後述しますが、ブレイナードFRB理事のタカ派発言を受けて、債券市場が反応。

10年債利回りが急激に跳ね上がったため、株式市場には厳しい週となっています。

主要指数 & YPF

続いて、主要指数ETFと僕の個別株ポートフォリオの運用成績です。

指数(代表ETF)週間騰落率年初来2021年初来
DOW(DIA)-0.21%-4.59%+14.90%
S&P500(VOO)-1.41%-5.99%+21.38%
NASDAQ(QQQ)-4.11%-13.05%+12.88%
Russell2000(IWM)-5.01%-11.24%+2.26%
Yoshi’s Portfolio(YPF)-7.40%-19.50%+21.32%

今週はグロース株が大きくやられてしまったので、QQQやIWM

そしてYPFがボロボロの週でしたねw

年初来パフォーマンスが酷すぎるので、本当にテコ入れしないとダメですね。

(最近物色しているのは金融とヘルスケアセクターです。)

2021年初来チャート

続いてチャートです。

小型株が相変わらず調子悪いですね。

ここが戻ってこないと市場の調子は上向きにくいので、強気に買い向かうのはもう少し先になりそうです。

セクター別騰落率

今週は特にヘルスケア・エネルギー・生活必需品が強かったです。

完全に景気後退期に強いセクター陣ですね。

マーケット|SBI証券

こちら言うと円の下側部分のセクターが強い状況です。

個人的には利上げ目標が明確化してくることで、金融セクターがそろそろ伸びてくるのではないかと考えていますが、果たしてどうなるか?

金融セクターETFに入るタイミングを探っています。

主要投資信託

ファンド名週間騰落率年初来2021年初来
e MAXIS Slim 全米株式(S&P500)-1.07%+1.50%+46.54%
楽天・全米株式インデックス(VTI)-1.39%+0.09%+41.15%
e MAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)-1.38%+0.60%+33.29%
e MAXIS Slim TOPIX-2.55%-4.04%+8.39%
e MAXIS Slim 先進国REIT+0.23%+5.78%+57.99%

今週は各ファンド調子が悪かったようです。

今週は円安も落ち着き、本指数と大差ないパフォーマンスでした。

ただ相変わらず強いのはREIT指数。

しかし景気後退期に不動産価格は下落傾向になりすい点は注意が必要です。

今週のトピックス:ブレイナードFRB理事発言と3月FOMC議事録

今週の下落の一因にブレイナードFRB理事の発言とFOMC議事録公開があります。

まずブレイナードFRB理事の発言です。

★インフレ率は高すぎるし、今後もアップサイドリスクがある

★FRBはQT(量的引き締め)を行っていく必要がある

★早ければ5月に比較的早いペースでQTを始める

これを受けて米国10年債利回りが急上昇し、

当日のNASDAQは2%を超える大幅下落を記録しました。

これは元々ハト派(保守的)として知られるブレイナードFRB理事の発言が

タカ派(積極的)よりの発言だったこともあり市場が警戒感を出したと考えます。

またブレイナードFRB理事はバイデン大統領からFRB副議長に指名されていることも、その発言の重要性に大きく影響しているとも考えられます。

その後、3月のFOMC議事録開示で5月にQT(量的引き締め)が開始する旨の内容が出ました。

(国債とMBS≪住宅ローン担保証券≫合わせて月950億㌦を上限)

FRBの経済対策の流れ

①コロナショックで経済混乱発生

緊急利下げとQE(量的緩和)

FRBが国債やMBSをどんどん買って市場に資金を投入した

②経済が回復傾向た

テーパリング

購入量を徐々に減らしていきFRBの資産拡大を調整

③市場資金の余剰などでインフレ加熱

利上げをしてインフレを調整する

④バランスシートの現状復帰

QT(量的引き締め)

QEで増えすぎた資産額と、逆に減らしてきたFRB準備金率を

QTを行うことで正常な範囲に戻していく

インフレが収まらない場合、0.5%の利上げを1回もしくは複数回行う可能性もあるとのこと。

3月の利上げも本来は0.5%の予定だったがウクライナ問題もあり0.25%に抑えたという経緯も記された。

0.5%引上げが複数回行われることは歴史的に稀ですので、実際に行われること予想が高まれば市場に更なる影響を与える可能性は高いと思われます。

まだ完全な市場回復には時間が掛かりそうではありますね。

おわりに

いかがだったでしょうか?

厳しい状況が続きますが、こういった局面でも上昇するセクターや企業もあります。

個別株やETFなどに投資をしている人はこういった波を取りに行くために、勉強していきましょう!

またインデックス投資のみであれば、こういった上下の波を繰り返しても長期的には右肩上がりの成長を期待できるはずです。

いつも書いてますが、コツコツ積立継続頑張りましょう!

ということで今回はこの辺で締めさせて頂きます。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

追伸

今週はモーサテに西野アナが出ていなくて気分は大暴落な一週間でした。

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