資産形成について

投資

楽天証券にアナリストや株式トレーダーなどから、

様々なレポートなどが投稿される情報サイト『トウシル』

皆さんは定期的に目を通していますか?

各証券会社のこういったレポートサイトは初心者から上級者まで、

どのレベルの方にも為になるものだと思います。

僕が言うのもなんですが、個人投資家などのブログといった野良サイトや、

下手な書籍を読むより大きな価値があると思います。

証券口座を持っているだけで、無料で読めるものばかりですので、

定期的にチェックしてみる事をおススメします。


さて、今回はそのトウシルに投稿されていた記事のご紹介。

Youtubeチャンネル、現在はOmusubi channel で配信をされている

『じっちゃま』こと広瀬隆雄さんの記事です。

本文はこちら↓

資産形成のポイント・ルール、長期投資、分散投資について | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
今日は資産形成のポイントについて書きます。資産形成は、これから私が書くことをきちんと守れば誰にでもできます。 もしあなたが資産形成に失敗したのなら、それは相場のせいでも私のアドバイスのせいでもなく、あなたがルールを守らなかったからです。…

今回は僕なりに要点をまとめてみます。

ご興味あれば是非、元記事や他の記事も読んでみて下さい。

それでは、よろしくお願いします。

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資産形成のポイント

『ルールを守る』

これは自分に課した、自分なりのルールです。

毎日、自分が決めたことを守れているか確認しましょう。

資産形成のルール

『貯蓄(投資)を始めるのは、早ければ早いほどいい』

ただし、(貯蓄型)保険は違う。

入口から間違った投資商品を選んではいけない。

既に間違ってしまっていたら、授業料と思い、無駄な保険は解約しましょう。

貯蓄の目標

下表は米国でよく言われる貯蓄の目標額です。

年齢目標額概算累計
30歳初任給年収×1250万円250万円
35歳現年収×2380万円760万円
40歳現年収×3480万円1440万円
45歳現年収×4500万円2000万円
50歳現年収×6600万円3600万円

おおよそこれくらいやりましょうという内容です。

それぞれご自身の年収に合わせて考えてみて下さい。

実際、これくらい出来ている人は少数派だと思います。

ギャンブルはもちろん、ムダな保険や下手な投機をしている人には難しいと感じるかもしれません。

まずはこういったものを参考に目標を設定してみるのはいかがでしょうか?

金融リテラシーは不要

このような資産形成には専門的な金融リテラシーは不要です。

ただ一つ必要なものは『良い習慣』です。

具体的には、定期的に天引きなどで自動&強制的な方法で、貯蓄(投資)にお金を回していく仕組み作りです。

ただし、投資先を選ぶのにはちょっとだけ勉強や調査は必要だと思います。

すると、『全世界株式インデックスファンド』か『全米株式インデックスファンド』にたどり着くと思います。

これらを対象とした投資商品の中から、信託報酬(手数料)が低いものを選んで、設定してしまえばOKです。

利用できる制度は使い倒す

近年の日本では、積立投資を推奨しています。

個人型確定拠出年金(iDeCo)は2001年

少額投資非課税制度(NISA)は2014年、つみたてNISAは2018年から開始されました。

これらの制度に共通することとして、この制度を利用した投資で得た利益を『0円』にするよ!ってことです。

せっかくこういった制度を政府が用意してくれているので、まずはここからスタートさせましょう。

余裕があれば、通常の投資口座(特定口座:利益に対して約20%の税金が掛かる)を利用して、投資額を増やしましょう。

順を踏む

まずは『貯蓄体質』(良い習慣)を作る。

次に、定期でつみたてNISA・iDeCoを利用し、全世界や全米インデックスファンドに投資する。

これで誰がやってもある程度の資産形成ができるはずです。

それを走らせておいて、なお余裕がある人は個別株投資にチャレンジすればいいでしょう。

その際は、ちゃんと勉強も忘れずに!

大事な点は、順番を守らずに最初から個別株投資にチャレンジしても、大抵は失敗に終わります。

登山を始めるのに、いきなりエベレストに挑戦する人はいませんからね。

おわりに

本文は初心者向けではありますが、中級者や上級者にも初心を振り返るという意味では非常に有用な記事だと思います。

特に中級者は、最初に決めたルールを忘れ、変な投資(投機)をしてしまう傾向にありますから。

(何を隠そう、僕もそうですw)

初心を忘れず、ルールを守り、コツコツ継続していく。

簡単そうに見えて、地味で愚直な作業は非常に難しいです。

迷い、挫折しそうな時にこういった記事を読み、しっかりと自分の描いた道を歩いていってほしいと思います。

ということで今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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