先週末のジャクソンホールショック明けとなる8月29日の週。
ある意味、金曜のマーケット急落は、投資家(株式市場)がFRBのインフレとの戦いを真剣に受け取った証拠だとも言えそうです。
さて、土日明けて月曜日。
令和版ブラックマンデーのようにひどい有様になってしまうのか、、、
早速、結果を見ていきましょう。
米国10年債利回り
どんな時も最初は長期債利回りの確認からいきます。

米国10年債利回りは今日も動きなしでした。
主要3指数(DOW/S&P500/NASDAQ)
続いて、注目の3指数の結果です。



各指数、プレマーケットから日中もそれぞれ異なる動きを見せました。
やはり『景気よりもインフレ抑制最優先』政策に押されて、不安定な相場が続いています。
S&P500チャートをもう少し俯瞰で見ておきます。

200日移動平均線に跳ね返されて以降、ダウントレンドが続いています。
今は何とか50日移動平均線の上で踏みとどまっています。
セクター別騰落率(FINVIZ)

やはり、今後の利上げや金融引き締め政策の影響を懸念して、ハイテクセクターが軒並み売られています。
こういった中で、買われるのはやはりエネルギーセクターでしたね。
ドル円

米国の更なる金融引き締めを示唆する影響で、日米金利差がより拡大することが懸念され、ドル高円安が進行しました。
一時は140円/$を伺うレベルまで行き、円安進行はまだまだ予断を許さない状況が続いています。
主要なニュース
今週の重要な経済指標の発表は以下の通りです。
8月30日(火)米国消費者信頼感指数
8月31日(水)非農業部門雇用者数 & 原油在庫量
9月1日 (木)失業保険申請件数 & ISM製造業購買担当者景気指数
9月2日 (金)非農業部門雇用者数 & 失業率
連日、重要な経済指標の発表が目白押しです。
これらの結果を受けるたびに、また市場が大きく反応する可能性は高いと思われます。
おわりに
さすがにまだ、『ジャクソンホールショック』の影響が冷めやらぬ月曜日のスタートとなりました。
まあインデックスファンド長期投資家にとっては関係ないと言えば、関係ないのですが、せっかく投資の世界に興味をもったのであれば、経済と市場の関係などを学んでいければと思い書いています。
何かしらの参考になるよう、なるべくシンプルかつ要点を掴んで書いていこうとは思っていますので、毎日ちらっとでも見て頂けたら幸いです。
ということで、最後までお読み頂きありがとうございました。
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