2022年10月11日(火)米国市場デイリーレポート

投資
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パフォーマンス一覧

今日は株式指数はそれぞれ差が出ています。

ダウはプラス、S&P500は小幅マイナス、NASDAQは大幅マイナスでした。

10年債利回りは4%まであと僅かな所まで上昇、2年債利回りはほぼ変化なしです。

しかし、逆イールド状態はずっとキープされています。

VIX指数も33まで上げてきました。

ドル円は小幅とは言え、まだまだじわじわと円安方向です。

コモディティ価格は金は横這い、原油は日毎のボラティリティ高く、今日は下がっています。

セクター別騰落率

S&P 500 Map (finviz.com)

強かったのは生活必需品とヘルスケアセクター

弱かったのは情報技術・金融セクターです。

強弱がはっきりと分かれたため、ダウはプラス、NASDAQはマイナスという展開になりました。

日中の値動きを見ると、寄付きは低いところから始まりましたが、午前中は強い動きです。

しかし、今回も米国クリーブランド連銀総裁 メスター氏の発言の影響が大きかったかなという印象です。(何度見ても迫力満点のお顔ですw)

クリーブランド連銀総裁、一段と景気抑制的な政策必要-自己満足戒め
米クリーブランド連銀のメスター総裁は11日、金融当局は利上げを継続する必要があるとし、数十年ぶりの高インフレの退治に取り組む上で自己満足に浸ってはいけないと指摘した。

昨日のブレイナード副議長はFOMCでもハト派の代表格ですが、
逆にメスター総裁はタカ派の代表格!

市場としてはメスター総裁の発言の方に押されたといった感じでしょうか?

しかしこうした人たちの発言で毎回ウロウロしちゃうので、あんまり極端な発言を日毎に出さないでほしいよなーと個人的には思っちゃいます。

主要ニュース3選

バイデン政権 半導体関連の中国追加措置発表で更なる暴落

アジアの半導体株も下落、台湾TSMCなど安い-米が新たな対中規制
日本、韓国、台湾の半導体関連株が祝日開け11日の取引で軒並み下落。米国の半導体技術への中国のアクセスを制限する措置をバイデン政権が発表した後、世界の半導体企業の時価総額は2400億ドル(約35兆円)余り吹き飛んだ。

バイデン政権 ウクライナへの防衛支援は継続

【ウクライナ】バイデン氏、ウクライナの防空能力強化支援を確約
ロシアは10日朝、ウクライナのキーウやオデーサ、ドニプロ、リビウなど数都市をミサイル攻撃した。プーチン大統領はクリミア半島とロシア本土を結ぶ橋が受けた攻撃への報復だとし、ウクライナのインフラにさらに攻撃を加える可能性を示唆した。

プロのオプション取引急増⁉ 金融危機の再来か、、、

プロトレーダーのオプション取引が活発化、2008年と似た様相呈する
動きの鈍い米株式市場の弱気相場がボラティリティーをかきたてる中、大口トレーダーは株式のオプションを買い入れている。

おすすめ書籍

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