2022年11月第5週 米国市場ウィークリーレポート

投資

こんにちは。yoshiです。

本記事は米国市場を中心に、週間レポートとして

2022年11月28日~12月2の米国主要指数・yoshiのポートフォリオ成績

そして、国内で人気のインデックスファンドの週間パフォーマンスをまとめています。

皆様の投資ライフの何かしらの参考になれば幸いです。

それでは、今週もよろしくお願いします。

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S&P500・債券利回り

まずは、いつも通りS&P500種指数と長短債券利回りの動きを確認しておきましょう。

11月25日
(先週終値)
12月2日
(今週終値)
週間騰落率
S&P5004026.124071.70+1.13%
米国10年債利回り(長期)3.6913.492-5.39%
米国2年債利回り(短期)4.46704.2841-4.09%
ザラ場のみで評価

今週もS&P500種指数は小さく上昇!

直近の目標は50日移動平均線値の4134Pt

次に前回高値の4228Pt

今年中にはとりあえずここまでは奪還目指してほしいところです。

主要指数 & YPF

続いて主要指数ETFと僕の個別株ポートフォリオの運用成績です。

指数(代表ETF)週間騰落率年初来2021年初来
DOW(DIA)+0.34%-5.31%+14.03%
S&P500(VOO)+0.96%-14.57%+10.31%
NASDAQ(QQQ)+1.40%-27.14%-5.42%
Russell2000(IWM)+1.11%-15.65%-2.82%
Yoshi’s Portfolio(YPF)+3.32%40.18%+0.65%

今週も全セクターがプラスで終えました!

今週の注目は『パウエルFRB議長の講演』と『米国雇用統計の発表』でした。

パウエル議長の講演ではインフレ減速の見込みが高まり、株価上昇!

しかし雇用統計ではまず平均賃金が市場予想を大きく上回ったことで、再び利上げペースの加速が懸念され、時間外で大きく下落。

ただ、冷静さを取り戻した市場はインフレと景気悪化の懸念を再確認し、一日かけてほぼ時間外の下げを取り戻しました。

そんなこんなでトータル結果として週間ではプラスという流れでした。

セクター別騰落率

週間のセクター別騰落率です。

https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1

比較的強かったのはヘルスケアとCSセクターですね。

逆に弱かったのはエネルギーと金融(銀行)セクターでした。

Appleはマイナスでしたが、最近ことごとく売られていたGAFAMに若干資金が戻ってきた印象ですね。

主要投資信託

続いて投資信託の成績比較です。

ファンド名週間騰落率年初来2021年初来
e MAXIS Slim 全米株式(S&P500)-1.28%+1.64%+46.75%
楽天・全米株式インデックス(VTI)-1.16%-0.12%+40.85%
e MAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)-1.00%+0.93%+33.73%
e MAXIS Slim TOPIX-3.17%+0.10%+13.07%
e MAXIS Slim 先進国REIT-1.10%-6.39%+39.81%

こちらは一転、全てがマイナスとなってしまいました。

国内株式は単純に指数の下げですが、全世界や全米株式インデックスファンドは指数の上げにも関わらず、円高の急加速でマイナスとなっています。

ドル円

Yahoo Finance

円安が話題になっていたのも束の間、今週はまた一段と円高(というかドル安)が進んでいます。

139円台から一時133円台まで、約3.6%もの値動きでした。

これにより、株式指数の上げをも吹き飛ばしましたね。

まあこうやって株価指数も為替の円高円安も繰り返して、平均に帰すると考え足元の急変にドタバタしない方がいいですよーっていういい教訓になったかなと思います。

YPFの現状

運用金額 5,320,852円先週比:‐42,658円)

YPFもドルベースでは上昇しましたが、円高の波に飲み込まれ円ベースではマイナスとなってしまいました。

2022年も残すところあと1か月。

大きく下げた1年でしたが、少しでも戻して年を越してほしいものですね。

来週の見通し(東洋証券HPから引用)

12月5日~9日の米国株式市場は雇用統計の発表を受け、ゴタゴタした展開がどうなるか?

そして中国のFoxconnの工場で発生したゼロコロナ抗議デモの影響で、今期のiPhone生産・出荷に5%~20%の影響が出るとの見方が出ているようです。

AppleはS&P500に占める比率が高く、裾野も広いことから市場心理を悪化させそうです。

ただAppleは既にある程度下げ、現在もボックス相場を形成してますし、10月以降の株式市場の戻りは、資本財サービスやエネルギー等が先導しており、相場全体への影響は限定的とも見られています。

また中国で発生した抗議デモは、政府が鎮圧に本腰を入れたこともあり、目先は鎮静化に向かっているようです。

このまま鎮静化となるのか、はたまた天安門事件のような悪夢となってしまうのか、懸念点はありますが、ゼロコロナ政策は米国企業にも悪材料であり、中国当局の発言は前向きな材料として受け止められそうです。

12月9日には11月の米国生産者物価指数や12月のミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されています。

そして12月13日~14日にFOMCが開催されます。

既にインフレがピークアウトした可能性が高いと考えられいて、米国生産者物価指数は前月の『前年比8.0%』から一段と低下することが予想されます。

予想通りの発表となれば、来週もプラスとなってくれるかなと思います。

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