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こちらの本もベストセラーですので、ご存知の方も多いかと思います。
本要約サイト『flier』の有料会員対象2021年1月ランキングでも1位を獲得しています。
『朝活』という言葉もよく聞くようになってますので、何をしていいか分からないという人は手に取ってみてもいいと思います。
この本は著者のハル・エルロッド氏自身が、事故による命の危機と経済苦により『鬱(うつ)』を発症しました。
そんな時にこの『モーニングメソッド』を実践するようになり、人生が劇的に好転したそうです。
また、このメソッドを実践した世界20か国の約1万人超の人生が好転しているそうです。
朝活がブームになる理由
筆者は、「今成功している人も、逆境の中にある人も、共通しているのは『人生をもっとよくしたい』と願っていると言います。
これは、人間が生まれつき『成長』と『向上』を望む本能的欲求が備わっているからです。
そう思いつつも、朝から毎日同じような生活を送ってしまっているのが多くの人の現状です。
「1日を大切にスタートする意識」
「6つの習慣を実践」=人生が変わる
本書はそのためのメソッドを解説する一冊です。
筆者は、このメソッドを実践すれば、『経済面』『健康面』『精神面』『恋愛面』など様々なことが劇的に改善出来ると言います。
しかし、朝の過ごし方でここまで変わるのか?
まずはそれがどんなメソッドなのか知る必要がありますね。
では早速その概要をまとめています。
本日もよろしくお願いいたします。
目次
1章 潜在能力をフルに目覚めさせれば人生が拓ける
2章 モーニングメソッドで自分をバージョンアップする!
3章 95パーセントのリアリティ・チェック
4章 明日から「朝」を変えるマインドセット
5章 スヌーズボタンを使わない目覚めのポイント
6章 確実に人生を変える6つの習慣
7章 6分間で結果を出す短縮版モーニングメソッド
8章 モーニングメソッドをライフスタイルに合わせる
9章 新しい習慣を定着させる方法
10章 明日から「新しい自分」を始めよう
今回は、6・7章の内容を中心にまとめていきます。
確実に人生を変える6つのモーニングメソッド
多くの人が、有意義に過ごせていません。
それらの人は、毎朝目を覚ましては、昨日と同じような1日を送ることを繰り返しています。そして結果的に、人生を変えることができず、一生を終えてしまうのです。
すべては、朝8時までの時間の過ごし方で決まる。
朝、自己啓発をすれば、一日を意欲的にスタートできる。
新しいことを学べば、その日をエネルギーに満ちた、集中力とやる気が高い状態で過ごせる。
このための6つのメソッド
1「サイレンス」
2「アファメーション」
3「イメージング」
4「エクササイズ」
5「リーディング」
6「ライティング」
筆者はこれらの6つを毎朝10分ずつ、計60分行います。
ただ最初からこんなに出来ないという人も多いと思います。
後半に『短縮版メソッド』もご紹介しますのでご安心下さい。
それではまず、それぞれのメソッドの内容について解説してきましょう。
サイレンス(沈黙・瞑想)
高い目的意識を持って、沈黙の時間をつくることです。
この高い目的意識を持ってというのが重要です。
何となく静かにするのではなく、穏やかな精神状態を作るための時間であることに集中することが重要なのです。
具体的に筆者の方法も載っています。
『瞑想・祈り・振り返り・深呼吸・感謝』
これらをすべて行う時もあれば、いくつか選んで行う場合もあるそうです。
アファメーション(ポジティブシンキング)
潜在意識に働きかけることで、人生を自分の望む方向に変える手段。
成功者の多くが『前向き思考』と『アファメーションの活用』が成功と富をつかむのに役立ったと公言している。
『野球で世界一になる』とか『資産一億円達成する』など、自分の達成したい目標となりたい自分、そしてその手段を書き出し、毎朝口に出して呟くことで、それが自分の耳から入り、自分の潜在意識に働きかけられるという訳です。
人間は、無意識のうちに思考や行動をプログラミングされます。
これを利用して一種の自己催眠状態にするという感じですね。
大抵の人が悪いプログラミングをされ、つまらない人生を送っています。
このプログラミングを上書きすることが重要ということです。
イメージング
想像力を使って、具体的な行動や結果を心の中でイメージすることです。
本当の望みを五感をフル活用して細部まで思い浮かべる。
これにより、現実化するための行動がスムーズになります。
プロセスを楽しむイメージも重要です。
エクササイズ(運動)
数分でもエクササイズすると、エネルギーが上がり、健康が増進し、自信が出て、感情が安定し、思考力と集中力が増します。
ジムでもいいし、ジョギングやウォーキング、ストレッチでもいいです。
リーディング(読書)
本を読むことは、人生のあらゆる分野を様変わりさせる早道です。
理想の人生を手に入れるのに必要な知識、着想、戦略を得る上で、最も速効性があります。
ライティング(日記)
日記は『ひらめき・教訓・目標達成度・成長』など様々な記録が出来ます。
ただ日記は続かないという人も多いと思います。
完璧を目指す人ほど、分厚い日記帳を購入し、1日1ページを埋めないといけない状況を作り出すことで挫折するパターンが多いです。
そこで僕のおススメは、10年日記です。
毎日のスペースは3行程度ですし、数年前の今日は何をして、何を考えていたのかが一目でわかるからです。
毎年買わなくていいというのもいいですね。
ただ最初から高いのを買うのは…という人は普通のノートでもいいと思います。
時間の確保
実践をする上で、一番不安なことは「時間の確保」です。
ただ基本60分で考えているが、自分の予定や、好みに合わせて使えばいいのです。
平日の朝は、数分しか時間がとれない人は、週末に長めに実践すればいいのです。
例えば6つの内、全てから始めなくても2-3個選んで10分ずつ行うのもいいと思います。
また、全て行うにしても順番も好みで入れ替えても、時間配分を変えても問題ないのです。
短縮版モーニングメソッド
本書では6つを短縮して行う方法も紹介されていますので、解説していきます。
これは『6分間のモーニングメソッド』です!
本当は60分がベストですが、6分でもやらないよりは全然いいです。
①静かに座り、『目的意識を持った』沈黙をする
②アファメーション用のメモを読む
③夢を具体的(プロセスと感情)に想像する
④『感謝すること』『自分を誇りに思うこと』『今日出したい結果』を書き出す
⑤本を1、2ページ読む
⑥その場で出来る運動をする(心拍数を上げるのが重要)
これで6分です。
筆者はこれらもメソッドを最低30日は継続して欲しいと言います。
なぜ30日間かというと、
最初の10日間:耐え難い期間
中間の10日間:不快な期間
最後の10日間:やめられなくなる期間
ここまで行けば、習慣化される可能性が高いからということですね。
終わりに
いかがだったでしょうか?
僕は本書を読む前から『運動・日記・読書』は習慣化されていました。
特に目的意識を持って始めた習慣ではありませんでしたが、こうやって本に紹介されていると、いいことしてたんだな。と自信になりますね。
これから、『サイレンス』『アファメーション』『イメージング』を取り入れていこうと思います。
ただ、やはり全部をやるのは大変なのも分かります。
特に最初はきついと思います。
なので、僕のように好きなもの、続けられそうなものから取り組んでいくのはいい方法なのかもしれません。
気になった方は、是非本書も手に取って頂けたらと思います。
それでは、今回は最後に筆者の言葉を記して締めさせて頂きます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
筆者のメッセージ
あなたが今いる場所は『過去の自分の結果』である。
しかし、最終的にどこにたどり着くかは、今この瞬間からのあなたの選択に掛かっている。
あなたの時間の使い道はあなたが決めればいいのだ。
自分が望む幸福、健康、富、成功、愛情を手に入れるのを先延ばしにするのはもうやめよう。
人生を向上させたいのなら、まずは人間として成長しなければならない。
モーニングメソッドを早速明日から始めよう。
明日が最高の人生へと続く旅の第一日目だ。
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