e MAXIS Neo シリーズ

ファンド紹介

今回はタイトル通り、『e MAXIS Neoシリーズ』を紹介します。

※僕が投資している訳ではないので、単純に目論見書などを見ただけの感想です。
買い推奨・売り推奨は全くございません。くれぐれも投資は自己責任でお願いします。

最初に断っておくと、特にコレ!といったおススメは紹介できないと思います。

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最初に

こちらのNeoシリーズは表向きは『AIが選ぶインデックスファンド』という触れこみですが、
実際は『テーマ型アクティブファンド』だと考えます。

テーマ型ということで、セクター分散もされていませんし、分散数も14-55銘柄程度とファンドとしては少なめです。

銘柄の選定方法はテーマ関連の言葉を数百万ページの企業資料から読み込み、テーマ関連のコトバから銘柄選定をするようです。

個人的な意見ですが、現状のAIは結局は人間が指定した命令を守るだけのシステムであるので、微妙なニュアンスなどをどこまで読み取れるのかを懸念します。

結論から言うと、長期保有に向くファンドではなく、初心者向けでもないとは思います。

短中期で、市場トレンドを読みながら入れ替えていく必要があるファンドであると考えます。

そういった点から、中級者以上の投資家が選ぶファンドかと思います。

それでは各テーマの特徴から簡単に拾っていきます。

三菱UFJ国際投信 様 HPから引用します。

自動運転

『自律走行車を製造・開発する企業』

『自律走行に必要なソフトウェアを開発する企業』

『歩行者や交通標識を認知する際に使用するセンサー等を開発する企業』など

ウェアラブル

スマートウォッチやスマートグラス(眼鏡)外骨格など

家庭、軍事、医療用に装着可能(ウェアラブル)な機器を製造する企業など

フィンテック

金融機関を通さない

『直接貸付』
『クラウドファンディング』
『自動資産管理』
『オンデマンド保険サービス』
『デジタル通貨、ブロックチェーンなど』

を含む、革新的な金融サービスを提供する企業など

※フィンテックとはfinance(金融)とtechnology(技術)を組み合わせた造語です。
決済や資産管理など、伝統的な金融機関が提供してきた金融サービスの領域に対して、ITを活用することで利便性の向上や機能の多様化・高度化を実現しようとする動き全般を意味します。

ナノテクノロジー

『製品にナノテクノロジーを活用する企業』
『ナノスケールの材料を生産している企業』
『ナノスケールのサイズ等を測定可能な機器を製造する企業』など

※ナノテクノロジーとは、原子や分子サイズの物質を制御する技術です。

概念自体は1959年に誕生しましたが、本格的な“ナノテク”が始まったのは、原子を「見る」ことが出来る顕微鏡が開発された1981年とされています。

近年は、半導体などのエレクトロニクス産業だけでなく、人間の体内で高度なタスクをこなすバイオテクノロジー製品にも発展をもたらすことが期待されています。

バーチャルリアリティー(VR)

『VRヘッドセットを製造する企業』
『VR/ARシミュレーションを提供する企業』
『VR/AR用プロセッサを開発する半導体企業』など

※バーチャルリアリティ(VR)はバーチャル空間でユーザーの体験をシミュレートする技術です。

2016年は「VR元年」とも言われ、現在、家電量販店では複数種のVRヘッドセットが販売され、ゲームなどでVRを楽しむことが出来ます。

その他にも、現実環境に新たなビジュアルや音声を加える拡張現実(AR)や、現実世界に投影した仮想物体に近づいたり、触れたりすることが可能な複合現実(MR)などもあり、用途に合わせたバーチャル空間の利用が広がっています。

臨場感あふれるビデオゲーム、ホログラフィックを利用した通信、仮想手術プラットフォームなど、多くの分野で今後の活用が期待されています。

ドローン

『ドローンを開発する航空関連企業』
『ドローンに搭載される画像・動画システムの開発に関連する企業』など

※ドローンは当初軍事用途で普及しましたが、現在は娯楽や商業の分野での利用が注目されています。

搬容量が増加した非軍事の多様なドローンの登場により、空中映像撮影、難所での設備点検、農業、物流、レース競技など、多くの分野で活用が期待され、一部は既に実用化されています。

宇宙開発

『発射機材などの宇宙ロケット関連』
『衛星、宇宙用車両、通信システム等』
『宇宙開発に関連するサービスを提供する銘柄』など

ロボット

『工場の作業を自動で行うロボットを製作する企業』
『手術用ロボット等の開発を行う医療機器関連の銘柄』など

遺伝子工学

『バイオ医薬品やゲノム編集技術の研究』
『がんや難病の克服を目指すバイオテクノロジーに関連する銘柄』など

※遺伝子工学とは、ヒト、動物、植物などの遺伝子を改変することで、病気の治療や作物の品種改良などを行うバイオテクノロジーの一分野です。

2012年、「クリスパー・キャス9」という、生物の遺伝子を簡単に、迅速に改変可能な新技術が登場以降、遺伝子工学は新たなステージに突入しました。

今後はヒトゲノム編集による遺伝子治療の発展が期待されています。

画期的な医療や薬、栄養価が高く回復力のある作物や家畜の生産に貢献する遺伝子工学は、微小な世界から私たちの未来を切り拓く最先端分野です。

考察

全般的に魅力的な投資テーマが説明されていますね!
ただ、投資テーマやストーリーだけで投資するのは良くないですね。

インデックスファンドであれば、この辺りは気にしなくてもいい話ですが、分散されていないテーマ型ファンドであれば、最低でもTOP10銘柄の分析は必要だと考えます。

個別株では『銘柄に惚れるな!』と言われますが、
テーマ型は『テーマやストーリーに惚れるな!』と置き換えれると思います。

確かにこれらのテーマはタイミングごとにブームが来ると思います。

2020年はクリーンエネルギー&自動運転(それに合わせてVR)の年だったと思います。

2020年末辺りからバイオテクノロジー分野が伸びていました。

このようにテーマのブームは変わっていきますので、それに合わせて相場に乗っていく必要があると考えます。

比較分析

『e MAXIS Neo シリーズ』の管理費用率は一律で0.792%となっています。

ただ、2020年の実質コストに若干の差があったのでそちらも併せて比較します。

※設定来の浅いファンドばかりなので、昨年1年間の比較のみです。
この辺りは参考程度です。

【参考データは2020年2月7日時点の目論見書等】

自動運転の純資産額と年間リターンがずば抜けてますね。

こういったテーマブームに乗れるかという、若干投機的なファンドではあります。
まあ昨年の場合は自動運転以外も結果は良かったですね

宇宙開発とロボットは悪かったです。
が、逆にこの分野は2021年に期待感が強そうではありますね。(特に宇宙開発)

次はTOP10のチャートも見ていきます。
比較のためにQQQを入れています。

自動運転

やはり『TSLA』&『NIO』の影響が大きいですね!
他もQQQを上回るリターンのものが多いです。

個人的には過熱感が強すぎるので、今年乗るにはちょっと怖いかなというのが個人的な印象です。

ただ、2020年好調の2企業の他がまだ伸びしろは残っています。

2企業の調整と他企業の伸びの折り合いをどう読むかで乗るか降りるかは変わってきそうですね。

もちろん上位2銘柄も成長する可能性もあり得ます。

この分野に関しては、本当に予測が難しいところです。

ウェアラブル

なかなか激しい値動きしてますねw
QQQを上回るリターン銘柄は5銘柄あり、全体でQQQはアウトパフォームしています。

こちらのテーマは15銘柄しかないので、分散として薄いですね。
個別に近いリスクがあります。
個人的には、他のシリーズと組み合わせた方がいいかなと思います。

ただ、今後の市場成長期待度が大きい分野ではあるので、面白いファンドかとは思います。

フィンテック

上位銘柄は全体的に順調なチャートに見えます。
QQQを上回るリターンは7銘柄。

構成数も55銘柄とまあまあの分散ではあります。

米国大手銀行が新興フィンテック企業の買収をしたというニュースもあれば、
逆にフィンテック企業が銀行を買収したというニュースも出ました。

この辺の新旧金融セクターの競合はありそうですが、市場としては期待感が持てそうだと考えます。

NASDAQ100の回でも出ましたが、今後は金融セクターの定義が変わってきそうですね。

ナノテクノロジー

上位3銘柄のパフォーマンスは異常にいいですね。

その他も悪いわけではありませんが、QQQを超えるのは4つ。

一桁成長が3つ、マイナス成長が2つなのは残念でした。

こちらの分野は医療分野に大きく関係するので個人的興味は高いですね。

コロナ後には通常医療の発展が期待されることを考えると、こちらと遺伝子工学は気になるテーマではあります。

既にそこも織り込まれている可能性も高いですが・・・。

バーチャルリアリティー

こちらは7つがQQQをアウトパフォーム。

それ以外も25%以上のリターンは出ているので、全体でも調子が良かったです。

こちらのテーマはゲーム関連のイメージが強いですが、自動運転や医療など幅広い分野での活用が期待されます。

ただ、構成銘柄数19というのはなかなか少ないので、リスクとしては高めとは言えますね。

ウェアラブルと組み合わせてみるのも面白いかなという印象です。

ドローン

1つだけズバ抜けてますね(笑)1年間で10倍になっています。

また、それ以外の銘柄も決して悪くないです。

ここでちょっと怖いのは、この1つずば抜けた銘柄(UAVS)の過去を見ますと、
2011年4月の高値が480㌦(ドットコムバブル崩壊)
そこから2020年1月では0.5㌦まで下がり、最近10㌦くらいまで回復しています。

(ちなみにPLUG(プラグパワー)も似たような動きですね。)

ただ、ドローンは今からの市場規模は大きく拡大しそうな期待感ははあります。

個人的にはドローン単体でなく宇宙開発と一体化してくれてればな…と思いました。

よって被る銘柄もありますが、宇宙開発と組み合わせても面白いかなと考えます。

宇宙開発

100%越えが2銘柄、5%未満成長が3銘柄、マイナス成長が4銘柄と明暗が大きく分かれたファンドです。

これは2020年はまだ時期尚早だっただけ?というのが個人的印象です。

ARK社の影響で既に上昇気味ではありますが、今年一番ブームになりそうな気がしています。
(あくまでも個人的感想です)

イーロン・マスク氏の『Space X』 ジェフ・ベゾス氏の『ブルーオリジン』
これらの台頭次第で爆発しそうなファンドではありますね。

(あ・・・爆発はダメか 笑)

ロボット

値動きに相関性が低くて、分散という意味ではいいのかな?

ただ肝心なリターンで言うと、マイナス成長の2銘柄が足を引っ張ってしまいましたね。

こちらのテーマも産業・軍事・医療など様々な分野に需要があるのでどこで化けるかですね。

個人的にはロボットでなく『半導体』なら良かったのにとか思ってます。

こちらも医療系や宇宙・航空と組み合わせたいかなという印象でした。

遺伝子工学

全体的に成績はいいのですが、年間のトータルリターンはさほど高くないですね。

構成数が54銘柄とNeoシリーズの中では多い上にTOP10比率が27.8%という所をみると、TOP10以外が不調だったようですね。

個人的には好きな分野ですし、今後も成長期待が持てる分野ではあります。

ただ非常に銘柄選定が難しい分野でもあるのかなという印象です。

ここをAIがしっかり見極めて選定できるかがポイントだと思います。

(どのファンドにも言えることですがw)

まとめ

ここまでまとめてきましたが、結局最後は個人の分析で選択しないといけないファンドですね。

冒頭にも書いたように、トレンド判断や各銘柄の分析が出来ない初心者さんの場合はやめておく方が無難かなという結論です。

実質コストもインデックスファンドに比べてかなり高いですしね。

長期投資であればインデックスファンド(全米や全世界)をコア資産として50-90%程度入れた上で、
NASDAQ100など多少攻めたファンドを組み合わせる方が安心して投資出来るかなと思います。

中級者以上の方がやるにしても、テーマ型の投資信託もETFもリスクは個別銘柄寄りなのでポートフォリオに含むポジションは10%以内に収めた方がいいかなというのが個人的な考えです。

もちろん大きくリスクを取ってでも大きなリターンを狙いたい人はこの限りではありません。

おすすめファンド紹介を期待してくれた方には申し訳ないですが、結局は特にコレ!というのは言えませんでした。

個人的な意見は上の『考察』欄の通りです。

(が、色々見て思ったのは僕は投資することはないかな…)

あとは考察でも触れていますが、例えば1つだけでは分散が弱いので2-3個1セット(10%以内)と考えて投資するのも1つの手段かなと考えます。

繰り返しになりますが、投資はあくまで自己責任でお願い致します。

それでは本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

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