学資保険について

投資

こんにちは。yoshiです。

前回からの保険解約の流れで、学資保険も解約しました。

これに関しては必要派・不要派と分かれると思います。

今回は、学資保険の概要と私が解約に至った理由についてお話していきます。

よろしくお願いいたします。

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学資保険の概要

学資保険とは、子供の教育資金を積み立てるための貯蓄型の保険です。

定期預金と同じように毎月同じ金額を積み立てていき、契約満期(18才など)に積立金額×返戻率の金額を受け取り、教育資金に充てるという使い方が多いと思います。

定期預金との差は大きく3つあります

①保険加入者(親)に万が一の事態があった場合の保障がある

②返戻率は銀行の利息より大きい(返戻率=受け取る総額÷積立金額×100%)

③途中解約で元本割れの可能性がある

また学資保険も生命保険の一種なので節税効果はあります。

もちろん保険商品なので、お子様の万が一の病気やけがで通院・入院の際も契約によって保険料が支払われます。

保険料の受取時期も「お祝い金」のような形で何年ごとにもらうか決めるケースもありますね。

どういう人に向いている商品か?

「定期積立預金(基本引き出し不可)」「学資保険」は、

自分では計画的に貯蓄が難しい、現金があると使ってしまう可能性がある。

こういう人に向いているのかなと思います。

強制的に貯蓄され、さらに資金拘束されるので、簡単には引き出しができないので確実に将来の教育資金を貯められると思います。

私が解約した理由

個人年金保険同様、正直こちらも解約するかどうか迷いました。

ただ、個人年金保険と違ったのは、元本割れしていなかったので、ある程度現金を確保した上で、もう少し効率の良い運用に回そうと考えたからです!

私の契約していた学資保険は15年契約で返戻率107%でしたので、年利にすると約0.5%

定期預金よりは良いけど、投資運用でもう少し増やせそうだな。という考えです。

教育資金を運用で作る注意点

まだ娘は進路が決まってはいませんが、仮に私立大学に入学となった場合の初期費用

150万円~200万円

これくらいは現金で用意しておく必要がありそうです。

ただ、この金額を全て投資運用で用意しようとするのは危険です。

株式運用はインデックス投資であっても、暴落のリスクは当然ありますので、教育資金のように、使うタイミングが決まっている資金に関しては全額投資はお勧めできません。

なぜならちょうど暴落のタイミングで現金が必要となった場合に対応できないからです。

そこで、教育資金はキャッシュポジション(現金比率)を50-80%位は現金預金で用意しておく方が確実です。

この金額を学資保険で用意することもいいとは思うのですが、保険会社の倒産リスクもありますので、やはり現金預金がいいのかなと思います。

もちろん、保険会社が倒産しても「責任準備金」で保障はしてくれるのですが、銀行の「預金保険機構」とは違い、最低90%の保障なので注意が必要です。

保険会社を選ぶ際は、企業格付け(信用度)もチェックした方が良さそうですね。

我が家の結論

我が家では教育資金として、これまで「学資保険」と「現金預金」の2本立てで準備してきました。

2021年に中高一貫校の高校へ上がるので、高校卒業まであと約3年。

このタイミングで大学進学時の教育資金は準備できたので、

150万円は現金預金として確保しておき、残りの金額とこれまで保険と預金に回していた分の金額をジュニアNISAで積み立ててみようという結論に至りました。

ジュニアNISA

ジュニアNISA自体は以前からある制度なのですが、2023年末で廃止されることが決定しました。

これまでのジュニアNISAでは18歳まで資金拘束されるなど使い勝手の悪さからかあまり普及してこなかったみたいですね。

我が家の場合、2023年に18才になるので資金拘束の件はあまり関係ないのですが、せっかく運用益が非課税になるならジュニアNISAをつみたてNISAのように使って資産運用していこうと考えました。

現在、ジュニアNISA口座申請中ですので、おそらく9月か10月あたりから開始できる予定です。

終了まで積立期間が約40か月、月額5万円で、合計200万円程積立てられる試算です。 (ジュニアNISAは年間限度額が80万円×5年とつみたてNISAより多く積立可能)

上手く増えてくれれば、在学中の学費にも充てられますし、あまり学費のかからない学校であれば、その後の社会人になった時の準備金にでもなればいいかなという思いです。

おわりに

結論にならないかもしれませんが、学資保険はやってもやらなくてもどっちでもいいかな!というお話でした。

私はまとまった教育資金は最低限現金で貯めた方がいいという考えに至りましたが、大手の安定経営の保険会社であれば倒産リスクも低いでしょうし、定期積金でも学資保険でも大差はないかと思います。

ただ途中である程度まとまった金額が必要になった場合(予定外の私立中学進学など)に、学資保険を元本割れして解約しなければならない家庭などではやらない方がいいのかもしれません。

そういう場合に備えて教育資金は学資保険1本ではなく、学資保険プラス現金預金であれば確実だと思います。

それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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