グローバルESGハイクオリティ成長株ファンド(為替ヘッジなし)

ファンド紹介

こんにちは。yoshiです。

日本経済新聞HP』の記事で、

投信ランキングがあります。

最近覗いてなかったので、

好奇心で今の1位って何になっているのかな?

と覗いてみると、

タイトルにあるように

『グローバルESGハイクオリティ成長株ファンド(為替ヘッジなし)』(以下GESG)

が、1位になっていました。

ちなみに、こちらで推奨している

『e MAXIS Slim シリーズ』を探してみると、

32位にようやく

『米国株式(S&P500)』が登場します。

純資産額で見ると

1位:9,966億円

32位:2,837億円

こんなにも差があります。

ちなみに『モーニングスターHP』で

国内ETFを含めたランキングを眺めると、

投信1位の『GESG』上位に9個ETFがありました。

『(NEXT FUNDS)TOPIX連動型上場投信』

約15兆円

『(NEXT FUNDS)日経225連動上場投信』

約8.2兆円

他ETFも全て1兆円超規模で、全て国内株式インデックス系です。

この辺はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や日本銀行が大きく保有している部分が大きいです。

どちらもETF含めて国内株式で45兆円程持っているので、やはり影響力は大きそうですね。

ちょっと話がそれました。

では、本題の『GESG』について、主に目論見書を参考に見ていきます。

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ファンドの特色

こちらに『目論見書』のリンクも貼っておきます。

愛称は『未来の世界(ESG)』というそうです。

そもそもESGとは

1からわかる!「ESG」|NHK就活応援ニュースゼミ

環境汚染への対応や、女性活躍の推進など、企業が果たすべき社会的な責任を示しています。

そして、このESGへの取り組みを重要視する投資のことを「ESG投資」といいます。

最近は、米国有名企業もESG目標を掲げたり、

日本投資期間もESG投資を積極的に導入するなど、

ますますESGへの注目は増しています。

設定日は2020年7月20日と

まだ7カ月ほどの若いファンドです。

ポートフォリオの構築は、

投資アイデアの分析・評価や、個別企業の競争優位性・成長率・ESGへの取り組みなどの

総合評価に基づいて選定した質の高い企業の中から、市場価格が理論価格よりも割安と判断される銘柄へ厳選して投資する。

いわゆるアクティブファンドですね。

運用にあたっては、モルガンスタンレーのマネジメントに一部委託をしているみたいです。

ファンドの構成

組入れ上位銘柄は

上位銘柄を見る限り、順当な投資先かなという印象です。

ただ、10銘柄で全体の58.27%を占めているのはちょっと分散は弱い印象です。

組入銘柄数は全部で25銘柄となっていました。

続いてセクター分散です。

全体が載っていなかったのですが、

ハイテク系比率が多そうです。

次に地域分散です。

こちらは米国が中心ですが、

中国やインドなどの新興国の比率が高めですかね。

運用成績

運用実績はまだ、設定来が浅く参考程度ですが

ちなみに『S&P500』の

6か月リターンは17.2%くらいなので、

こちらの方が少し勝っていますね。

手数料

購入時手数料:3.3%

信託財産留保額:0.3%

運用管理費用:1.848%

※設定1年未満なのでまだ実質コストは明らかにはなっていませんが、

恐らく2%前後になると考えられます。

まとめ

個人的な結論は・・・

『長期投資には向かない』

理由としては大きく3つ

①管理費用が高く信託財産留保額も設定されている

約2%の管理費用は、

『e MAXIS Slim S&P500』の約0.1%と比較して、

約20倍もの手数料が掛かっていることになります。

また、信託財産留保額が0.3%設定されてもいます。

インデックスファンドなどは基本的には

信託財産留保額は掛からないので、その点も不利ですね。

②楽天証券やSBI証券での取扱がなく、買付手数料掛かる

ネット証券は基本的に投資信託の買付手数料無料となっているのがメリットです。

ただ、銀行や対面証券会社では買付手数料は掛かってきます。

3.3%は結構大きいです。

これも掛からないに越したことはないです。

③分散の弱いアクティブファンドである

長期運用はやはりインデックスファンドが無難。

インデックスファンドは分散数も約500-8000銘柄と多く、

セクター分散も幅広く出来ています。

また、歴史的に見てアクティブファンドがインデックスファンドに長期的に勝つ可能性が低いことを考えると、

買うにしても短期から中期的に使うくらいかと思います。

但し、こちらのファンドでなくてもネット証券に同等のファンドはあるので、

無駄なコストの掛からないものを選ぶ方をおすすめします。

例えば、

『HSBC ESG米国株式インデックスファンド』

(管理費用:0.2765%)

『Smart-i 先進国株式ESGインデックス』

(管理費用:0.286%)

なんかですかね。

ただやはり投資信託を選ぶなら

インデックスファンドで十分かなとも思いますね。

まとめ

この『アセットマネジメント One』の商品はシリーズ化されていました。

似たような名前なので分かりにくいのですが、全部で8種類です。

一覧にしてみると

全ての純資産額を集めると、約2兆4000万円とかなり巨大な金額を集めているようです。

このほとんどが対面式の金融機関での販売なので、

買付手数料3.3% ≒ 660億円

管理費用が約2%なので毎年400億円

(・・・ファンド作りたいw)

まあ費用も掛かってるのであれですが、

買付手数料は個人投資家からしたらなるべく削りたいですね。

おわりに

結局、この記事で何が言いたかったかというと

『ランキングを当てにしてはいけない』

『純資産額が高いから良いとは言えない

ということです。

まだ販売機関が売りたいものが上位に来る状態です。

ファンドの運用方針や投資先、管理費用など

中身をしっかり把握した上で購入しましょう。

というお話でした。

それでは、本日も最後までお読み頂き、

ありがとうございました。

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