ファンド選びより重要なこと

投資

こんにちは。yoshiです。

タイトルだけ見るとファンド選びが重要でないようにも聞こえてしまいますが、最低限の優良ファンドは選んだうえでのお話ですので、ご理解の程お願いいたします。

(おすすめファンドはこちらの記事で紹介:『つみたてNISAのファンド選び』)

その一部の優良ファンドの中で、今回はつみたてNISAでも人気の高い

『楽天全米株式インデックスファンド』

通称『楽天VTI』についてお話していきます。

よく比較されるのは『楽天全世界株式インデックスファンド(楽天VT)』です。

投資信託商品名も、基準インデックス名称も似すぎてて、初心者には混乱のもとですよね!

投資信託の名称の通り『全米株式』はアメリカ全ての上場企業に分散された指数で、

『全世界株式』は世界全体の企業に分散された指数となります。

ただ、これって本当の分散対象を表しているのでしょうか?と疑問に思ったので、

その辺を掘ってみたいと思います。

それでは、よろしくお願いいたします。

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楽天全米株式インデックスファンドの構成銘柄

こちらが楽天全米株式インデックスファンドの構成銘柄TOP10です。

出典:楽天証券 楽天VTI 月次レポート(2020年7月)

こちらを見ると全ての企業がアメリカ国内だけでなくグローバルに活躍する銘柄であることが分かります。

全米株式インデックスの地域別売上比率

これらはS&P500のデータなのですが、構成銘柄TOP10はほぼ同じなので代用します。

2018年までのデータしか見つからなかったのですが、これで見ると約40%はアメリカ以外の地域での売り上げが占めています。

ということは、全米株式インデックスファンドでもS&P500であろうと、結果的に世界全体の経済に分散されていると言えると私は思います。

なので、全米株式インデックスファンドであろうと全世界インデックスファンドであろうと経済圏で見れば同様だと考えます。

まとめ

全米株式インデックスでも全世界株式インデックスでも、企業としては地域差はあるが経済圏としてみれば同じ世界分散投資とも言える!と考えます。

もちろんセクター別など細かい部分で見ると、世界での売上には差があるのは理解しています。

あくまでトータルの売上だけで考えるとというお話です。

インデックス投資で本当に大切なこと

優良インデックスファンドに投資するうえで、本当に大切なこと!

これが今回最も伝えたかったことです。

全米株式や全世界株式、先進国株式やもう少しセクターや規模を絞ったインデックスファンドが多数あります。また投資会社ごとにも同じような商品があるため、選ぶ側としては選択肢が増えすぎて迷うことも多いと思います。

そしてその選択に熱量を傾けすぎる人が多すぎるかな?と個人的には思います。

もちろん商品選定も大切ですが、現代情報化社会ではある程度の対象インデックスファンドは絞られてきますし、よほど情報収集に失敗しなければ似たような結論にたどり着くと思います。

ただ、本当に大切なのはそこではないかなと思います。

本当に大切なこと

①長期で積立投資を行える自制心

②入金力を上げるための努力

この2つの方が、資産形成の上で大きいウェイトを占めると思います。

①に関しては、鍛えようがないかもしれませんが、『自分で考えて決める』ことが大切と思います。

誰かが薦めていたからとか、雑誌やネットの記事でこう書いてあったからっていうのは新たな情報が出てきたときに迷う要因になります。

特に最初の積み立てを始める前になるべく多くの情報に触れて、自分で考えた結果を信じることがいいのかなと考えます。

②は、簡単に言えば収入を上げる、もしくは支出を減らす。

そして投資運用に回す資金を増やす!ということです。

私もサラリーマンなので自分で思ったようには年収は上げてはいけませんが、資格取得などで能力・技術を身につけることでの年収アップ。

転職市場で自分の価値を査定し最も評価の高い企業で働く、副業を始めるなど、一昔前と比べ色々と選択肢は増えてきていると思います。

支出の減らし方も重要な『固定費の削減方法』などは色々な情報が簡単に手に入ります。

結局、優良ファンドであれば手数料や投資対象はそこまで大きなリターンの差は生みません。継続させ、尚且つ入金力を高める方が圧倒的に効果が高いです。

【3万円/月 年利5%】 対 【5万円/月 年利3%】の比較です

5万円/月の方が、年利が低いのに関わらず入金力で最終積立額に差がついてしまいますよね!

同じ年利で比較したら、最終的に1600万円以上の差です!

確かに収入を増やすことや支出を減らすことはハードルが高いと思われますが、資産の最大化を狙うのであれば少しでも自分の出来ることから始めてみるのもいいのではないでしょうか?

それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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