インデックス投資の弱点

投資

インデックス投資は弱点のない、万人に対する最適解のように言われますが、やはりメリットだけの方法なんて言うのはなさそうです。

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インデックス投資とは

まずおさらいとして、インデックス投資とは何か?
インデックス投資とはある市場の動きを表す特定の指数と連動した値動きを目指す運用のことです。
指数にはS&P500や日経225、TOPIX,NASDAQ,MSCI系、FTSE系などがあります。

これらは主に投資信託やETFでの運用が出来ますね。
メリットとしては、次のようなものがあります。
①個別株投資のように特定の銘柄のリスクを負わない
②個人では不可能なレベルの分散範囲に少額から投資できる
③アクティブファンド程、手間が掛からないので低コストである

インデックス投資の罠

このようにインデックス投資はメリットばかりが取り沙汰されますが、実際にはデメリット(罠)も存在します。これらをは知らないよりも知っておいた方がいいとは思いましたので、触れていこうと思います。

2010年以降、米国をはじめ、日本を含む全世界的に右肩上がりの強気相場が続いてきたことで、『インデックス投資こそ最高の投資法だ』という論調が強まったと思います。
確かに投資に対するリターンは不確定ですし、個人投資家やプロのアクティブファンドマネージャーですらほとんどがインデックス投資に勝てていない状況を見ると、低コストで平均的なリターンを得られるインデックス投資は最高の投資のように見えます。

超長期で見れば、これも正しい意見ではあるとは思います。しかし、株式投資の世界に完璧な戦略はないとも思いますし、時代や経済状況が刻々と変化していく中で同じ戦略が勝ち続けるのもいささか疑問に感じます。
これはインデックス投資がダメだという話ではなく、「最適解ではあるが、欠点や無駄もある」という意味です。

インデックス投資の高値掴み論

インデックス投資のほとんどは「時価総額加重平均型」の銘柄組入比率の形を取っています。
これは、組み入れ銘柄のうち、全体の時価総額に占めるその銘柄の時価総額の割合に応じて構成比率を変えるというものです。

このため、上位の大型企業の構成比率が高くなります。こういった銘柄は人気であり、高PER(※PERが高いほど割高と思ってください)になることが多いのですが、インデックス投資の場合は純資産額が増えるたびに、指数に合わせるためそういった割高な銘柄もどんどん買っていかないといけなくなります。

まあもちろん結局はインデックス投資全体を買っているので、個別のPERなんて気にしないっていうのも分かります。
しかし例えばAmazonのPERは2020年10月9日現在で136倍(15-20くらいが基準と言われます)とめちゃくちゃ高いです。もちろんいい会社ですし、ここからも更に伸びる可能性はありますが、個別株をやっている立場からするとちょっと手を出しにくいなと思ってしまいます。
それでもインデックス投資の場合はどんどん買うしかないっていうのが、罠であると思うのです。

まあS&P500指数のPERは20倍前後を推移してますので、そこまでの割高ではないから大丈夫と考えれるならいいかもしれませんが、個人的にはやはり、こういった異常価格銘柄を買わざる負えなくなるのは気になってしまいますね。

強気相場の終焉 ~インデックス投資の弱点がさらされる時~

インデックス投資を始める時、「時間分散」によるドルコスト平均法と長期の複利効果メリットがよく言われます。

これらは長期投資において重要なことであるとは思っています。しかも現在のような強気相場であればより強調して言われます。

しかしせっかくの長期投資であっても、なかなか利益が出ないどころか含み損を抱えて「こんなはずじゃなかった!」と精神的ストレスを感じる時期が長く続くこともあります。こういった注意点は僕も誰かに紹介する時には伝えるようにはしているのですが、なかなか現状の相場だけを見て始める人には伝わりにくいのかなとも思っています。

このようなことを知っていないと、損するなら辞める!と降りてしまう個人投資家?さんがとても多いのは現状です。ただ、この中には最初のファンド選びで失敗している可能性も高いとも思います。

知っておくべきことは
①調整期・後退期の局面ではインデックス投資の利益は出にくく、時間が味方にならないように感じる(長期で考えれば、安値で買えているので、実際には時間は味方であることに気づけない)
②最初のファンド選びが最も重要であり、これを間違えれば時間も味方にはならない

まとめ

メリットばかりが取り沙汰される「インデックス投資」のデメリットについて今回はお話してきました。
完璧な投資方法というのは、やはりないようです。ですから、インデックス投資を行っている人は自分の投資スタイルのメリット・デメリットの両面を知っておくことは重要だと思いましたので、今回はこのテーマにしました!

これからの10年~20年で調整期・後退期に突入するとも言われますので、もしかしたらインデックス投資で利益の出にくい局面に入るかもしれません。
ただ、そんな状況で降りてしまっては意味がないので、勝ち残るまで相場に居続けて欲しいと思います。過去を振り返れば上がり続ける相場もなければ、下がり続ける相場もないわけですから!

そして、ちょっと話は逸れますが、「それであれば最初から個別株などで自分なりの分散投資を行えばいいのでは?」という話もあるかと思います。
これに関しては、個人的にはまず…

①つみたてNISAやiDeCoで投資信託から学び、相場の動きや仕組みに慣れる
②その中で、自分の選んだファンドに含まれる個別銘柄の企業情報やニュースチェックをする
③ファンダメンタルズ分析やチャート解析も勉強してみる

こういった土台を作った上で、次のステップとして個別株やETFなどを始める方がいいのかなと思います。

それでは、本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

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