こんにちは。yoshiです。
今回は、個人年金保険についてのお話です。
前回、生命保険・医療保険の見直しについてお話しましたが、
実は、個人年金保険も解約しました。
今回は、なぜ私が個人年金保険を解約したのかということをお話ししていきます。
厚生年金受給額
まず、個人年金保険の話の前に、そもそも公的年金はいくらくらい貰えるのか?ということが重要になってきます。
必要な金額と入ってくる金額がある程度分からないと、不足分が分かりませんからね。
将来的に受給額が少なくなるとも言われたりしていますが、その辺はどうなるかよくわからないので、現在の受給額の概算で出すと、
共働き夫婦2人で月にすると30万円ほどになるみたいです。
しっかり計算したい方は、ネットに色々情報があるので調べてみてください(‘◇’)ゞ
(私はまだそこまでの知識がないです…)
老後の生活費
老後の最低日常生活費:平均月額 約22万円
ゆとりある老後の生活費:平均月額 約36.1万円
引用:生命保険文化センター 平成28年度「生活保障に関する調査」
これくらいはかかるようですね。
平成28年度のデータですので、今後の物価上昇率によってはもっと必要になる見込み。
そこで、今回は多めに見ておいて40万円必要だとしました。
65才で定年(今後は70才定年もあり得ますが、今回は65才で計算)します。
男性の平均寿命が約81才、女性の平均寿命が約87才なので、約20年間の老後生活ということですね。
年金受給額 30万円 – ゆとりある老後の生活費 40万円 × 20年 = マイナス2400万円
これが世にいう老後2000万円問題ってやつですね!
何ならその試算を400万円オーバーしました(‘◇’)ゞ
ではこの資金をどうやって形成していくか!これが大事になってくるわけですね。
個人年金保険
これまで我が家が入っていた個人年金保険は
自分:2万円×12か月×35年=840万円
60才から10年間支給で総額約1000万円 返戻率 約119%
妻 :2万円×12か月×30年=720万円
60才から10年間支給で総額約830万円 返戻率 約115%
契約時は本当に無知だったので、この返戻率がものすごく高いものだと思ってしまってました!
返戻率だけ見ると、1.2倍に増えるならすごいお得!
と思ってしまいがちですよね。
ただこれを控除額含みで最終利回りを計算すると0.913%なんですよね。(所得税率20%で計算)※間違っていたらすいません。
しかもこれはまだマシな方で、最近の個人年金保険は更に利回りが低くなってきてるみたいですね。
確かに銀行預金の0.001%とかに比べたら全然いいかもしれませんが、
個人年金保険は資金拘束リスクもあります。
もちろん株式運用と違い、貰える金額が把握しやすいというメリットもあります!
ただそれを差し引いても、節税効果も運用成績も上げられそうなiDeCoの方がいいかなと私は思いました。
また解約はもったいないので個人年金の控除限度ぎりぎりでの設定に変更しようかとも結構迷いました。
ただここは、貯蓄と投資と保険は切り分けよう(byリべ大両学長)!と決意しました!
そして株式運用であれば0.913%以上の利回りと、今回の途中解約による元本割れ(夫婦合わせて30万円)を回収できることを期待して、解約に至りました!
実際、我が家の家計状況を見ると今後の貯蓄だけでも2400万円は作れる試算はあります。
ただ、『更なるゆとりある生活』『少しでも早期の経済的安心の獲得』『インフレリスク』などを考慮し、この結論に至りました!
おわりに
もちろん個人年金保険を積み立ててる方を否定するつもりはありません。
ただ、私はこの最終利回りであれば考え直そう!と思った次第です。
もちろん株式運用にはリスクも伴いますし、もしかしたら元本割れの可能性もあります。投資運用がどうしても嫌な場合は、個人年金保険もありかと思います。
あくまで私見であり、今回はこういう理由で解約に至りました。という話でした。
保険も投資も最終的には自己判断ですので、参考程度に見て頂ければと思います。
それでは、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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