楽天全世界株式インデックス vs eMAXIS Slimオールカントリー

ファンド紹介

こんにちは。yoshiです。
今回は投資信託の比較です!同じ全世界を投資対象にしたこの2つ

【楽天全世界株式インデックスファンド】vs【eMAXIS Slimオールカントリー】

結論から言ってしまうと、どちらも大差ありません!
その理由と、あえて推すならどっちか?ということを考察していきます。

それではよろしくお願い致します。

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マザーファンド

マザーファンドとは、複数のベビーファンドと呼ばれる投資信託から資金を預かり、それをまとめて運用する投資信託のことです。ベビーファンドとはここでいう楽天全世界株式インデックスファンド(以下楽天VT)とeMAXIS Slim オールカントリー(以下AC)です。

【楽天VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
 バンガード社は世界最大級の運用会社です。運用資産残高は約670兆円。
 (約6.2兆米ドル、1米ドル108.38円換算。2020年1月末現在)
 インデックス・ファンドの世界シェア NO.1(2018年末集計)

【AC】こちらは3つのマザーファンドに投資をしています。
①外国株式インデックスマザーファンド(81.1%)
②新興国株式インデックスマザーファンド(11.7%)
③日本株式インデックスマザーファンド(7.1%)

ターゲット指数と構成銘柄数

ターゲット指数は、そのファンドが目指すインデックス指数を指します。

【楽天VT】FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
 これは、大・中・小型株までを網羅する全世界株式市場の動向を表す時価総額果樹平均型の株価指数です。
 構成銘柄は、米国・欧州及び日本などの先進国株式に加えて、中国やインドなどの新興国株式も含み、その構成数はおよそ8,000銘柄にも及びます。(2020年7月31日時点)
※楽天VTの説明には約2900銘柄と書かれていましたので、もしかしたら本家のVTとは若干違うのかもしれません(中・小型株が入らないのか?)。ただここまでの銘柄数になると大差は出ないと思います。。

【AC】
①MSCIコクサイ・インデックス(外国株式インデックス)1631銘柄
②MSCIエマージング・マーケット・インデックス(新興国株式インデックス)833銘柄
③MSCIジャパン・インデックス(日本株式インデックス)314銘柄
 VT同様に、米国・欧州及び日本などの先進国株式に加え、新興国株式も含む。
 構成銘柄数はおよそ2800銘柄です。

銘柄数で見るとVTの方が分散は効いていますが、どちらも時価総額加重平均なので、下位の方の比率がかなり下がることを考えると構成数の差は感じないかもしれません。

構成比率TOP10

順位VTAC(先進国)AC(新興国)AC(日本)
アップルアップルテンセント(中国)トヨタ
マイクロソフトマイクロソフトサムソン(韓国)ソフトバンク
アマゾンアマゾンアリババ(中国)ソニー
フェイスブックフェイスブックTSMC(台湾)三菱UFJ
アルファベット
(グーグルC)
JPモルガンNAPERS(南アフリカ)武田製薬
アルファベット
(グーグルA)
アルファベット
(グーグルC)
C-Construction Bank(中国)任天堂
アリババエクソンモービルバイドゥ(中国)三井住友フィナンシャル
テンセントジョンソン&ジョンソンIND&COMM BK OF CHINA(中国)本田技研
ジョンソン&ジョンソンアルファベット
(グーグルA)
CHINA MOBILE(中国)キーエンス
ネスレバンクオブアメリカPING AN INSURANCE(中国)ファーストリテイリング

このような比率で上位は占められていますね!先進国はやはり米国比率が高いですね。
新興国(11.7%)と日本(7.1%)は全体から見た比率が小さいので、評価額に与える影響が先進国に比べて低くなります。

実際細かく見ていくと、VTの新興国株・日本株は同じような銘柄が入っています。

過去チャートの比較

出典:楽天証券

コストとリターン

【VT】信託報酬: 0.1320%  1年リターン15.71%
【AC】信託報酬: 0.1144% 1年リターン16.75%

コスト面でもリターン面でもわずかにACの方に分がありますね。
リターンを測るには期間が短すぎるので、1年リターン参考程度ですね。

結論

最初に述べたように、この2つに優劣は付けられないです。

敢えて推すなら!ということで言えば、コスト面で優勢な【AC】ですかね!
もちろん楽天も今後信託報酬引き下げもあり得ますが。

似たもの比較もなかなか面白いですね。
他にもまた比較してみようと思います。

それでは本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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