こんにちは。yoshiです。
楽天証券でのつみたてNISAをする最大メリットは
クレジットカード決済によるポイント還元だと思います。
ただ、クレジットカード決済の場合、
積立日が毎月1日しか選べません。
なので
『1日は皆が買うから高値になりやすい?』
っていう不安を持つ方もいるみたいです。
個人的には何日を積立日にしても、誤差の範囲内かな?って印象ですが
ちゃんと調べたことが無かったので
改めて可視化してみようと思います。
それではよろしくお願いいたします。
2010年~2020年のS&P500の基準価格の推移

まずは全体像です。
正直この右肩上がりの動きを見ると、細かい日付は気にしなくていいかな?と思ってしまいます。
まあもちろん、このような値動きが今後30年続くとは限らないので安心しきってもいけないです。
1966年-1981年や2000年-2010年など成長していない期間の例もありますからね。
ただ心配ばかりしていても仕方ないですね。
20年以上の長期であれば成長するという過去検証を信じていきます。
日々の基準価格の推移(グラフ)
ではまずはグラフで値動きを見ていきます。
並びはこのようになっています。

では2010年から順番に載せていきます。











全体的に眺めると、若干月初もしくは月末が高値の時があるようにも見えますが、
そこまで多いという感じもしませんね。
ただこれでは結局、感覚の話になってしまうので、
本当に高値の日はいつなのかをまとめてみます。
日々の基準価格の推移(数値)
こちらはこの並び順です

では、2010年からです。
ちょっと数値が潰れて見にくくて申し訳ございません。
黄色マークの日がその月の最高値になります。
また、数値は『yahoo Finance』さんからの引用です。











グラフ同様、ぱっと見では分かりにくいので
最高値の日にちの日数をまとめてみました。

こう見ると、月の後半に最高値が来る傾向が高いですね。
ただ、完全に月末でないので、投資信託の最高値になりやすいのは月末積立の方だと考えられます。
逆に月初が最安値という月も多くあります。
結論
結局、いつ設定の積立がいいのか?
何となくの傾向は掴めてもまだ具体的には見えてきていません。
そこで、指数の『月初』『中間日』『月末』の基準価格の11年間の平均を取ってみます。
それがこちらです。

月初積み立てを基準とした場合、
『中間日』と『月末』の方が高値だった!
という結論が出ました。
ただ、これは指数の話であり、
投資信託(e MAXIS Slim米国株式)の基準価格は
前営業日のターゲット指数が反映されるはず(※)
なので、
投資信託で言うと『月初』が不利と見ることも出来ます。
(※1日が約定日だと思っていますが、違っていたらすいません)
ただ、ここで注目したいのは
その差が『0.34-0.43%』ということです。
この差自体が誤差範囲ではありますし、
切り取る範囲で変わってくると思います。
ただ今回結論を出すにあたり、
ここに楽天証券クレジットカード決済の強みである1%還元を考えると、
『この差は相殺できる』と考えます。
長期で見るとこの差が大きくなる可能性もありますが、
結局切り取り期間で変わるのでそこは無視します。
ということで、最終的な結論は…
『積立設定日は気にしなくていい』
とまとめさせていただきます。
おわりに
どっちつかずの結論になり申し訳ございません。
ただ個人的にはやはりこういった細かいところを気にするよりは
①積立を長期で継続する
②入金力を増やす
こっちの方が重要だと考えます。
もちろん、S&P500やオールカントリーのようなインデックス運用であっても
100%安全な運用というものはないので、
投資は個人のリスク許容度に応じて自己判断・自己責任でお願いいたします。
それでは本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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