2022年12月第2週 米国市場ウィークリーレポート

投資

こんにちは。yoshiです。

本記事は米国市場を中心に、週間レポートとして

2022年12月12日~12月16の米国主要指数・yoshiのポートフォリオ成績

そして、国内で人気のインデックスファンドの週間パフォーマンスをまとめています。

皆様の投資ライフの何かしらの参考になれば幸いです。

それでは、今週もよろしくお願いします。

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S&P500・債券利回り

まずは、いつも通りS&P500種指数と長短債券利回りの動きを確認しておきましょう。

12月9日
(先週終値)
12月16日
(今週終値)
週間騰落率
S&P5003934.383849.95-2.15%
米国10年債利回り(長期)3.5933.488-2.92%
米国2年債利回り(短期)4.34434.1930-1.45%
ザラ場のみで評価

後半に大きく下げた印象ですが、『‐5%ルール』には全く引っかからないレベルでした。

今週はCPI発表とパウエル議長の講演が注目された週でした。

結果的にCPIが予想を下回ったことと、金利上昇ペースの鈍化が示唆されたことで月曜・火曜は上昇しました。

しかし、パウエル議長の講演は市場が思ったほどの積極性に欠けたのか、最中にも株価が下がり始めました。

また雇用統計は相変わらず強く、賃金インフレも収まらないことに市場は大きく反応。

木曜日と金曜日は井上尚弥選手のワンツーをまともに食らったような大きな下げとなっています。(4団体統一おめでとうございます)

ただ同時に債券利回りも下げてきています。

こうなると、やはり株式市場が大きく回復するには、一度雇用の破壊が起こらないと厳しいのかなと言った状況かなと思います。

特にテック系の企業の中にはまだまだレイオフに踏み切っていなかったり、広告宣伝費に費用をかけ続けたりという状況です。

この辺りが冷え込んできた後に、ようやく株式市場の回復が見込まれるかなという印象ですね。

主要指数 & YPF

続いて主要指数ETFと僕の個別株ポートフォリオの運用成績です。

指数(代表ETF)週間騰落率年初来2021年初来
DOW(DIA)-1.76%-9.64%+8.81%
S&P500(VOO)-1.75%-19.17%+4.38%
NASDAQ(QQQ)-1.94%-31.70%-11.33%
Russell2000(IWM)-1.92%-21.80%-9.90%
Yoshi’s Portfolio(YPF)-6.12%49.68%-8.85%

今週は全指数がマイナスとなっています。

最近の上昇トレンドも完全に下振れしてしまっていますね。

今年も残すところあと2週間!

何とかもう一度上昇に転じてほしいところです。

セクター別騰落率

S&P 500 Map (finviz.com)

全体的に弱いですが、エネルギーセクターが比較的強かったですね。

あとは公益セクターも先週に引き続き強い方だと思います。

AppleやTesla、Googleなどの大型銘柄のマイナスが目立っています。

特にTeslaはマスクCEOがTwitter買収の費用のためとみられる大規模な保有株式売却が発表されたことが大きいですね。

ただ個人的にはTeslaは自動車だけの企業ではないと考えますし、未来を創造すると期待していますので、この局面でまた拾って行こうかと思います。(僕自身の考えであって、買い推奨も売り推奨でもありません)

主要投資信託

続いて投資信託の成績比較です。

ファンド名週間騰落率年初来2021年初来
e MAXIS Slim 全米株式(S&P500)-1.12%-1.29%+42.52%
楽天・全米株式インデックス(VTI)-1.18%-3.17%+36.55%
e MAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)-0.82%-1.17%+30.95%
e MAXIS Slim TOPIX-0.58%-0.09%+12.85%
e MAXIS Slim 先進国REIT+0.79%-6.23%+40.05%

今週はREITインデックスファンドのみがプラスでした。

為替が落ち着いてきた影響もあって、海外株式インデックスファンドのパフォーマンスもちょっと下に向いてきています。

国内株式インデックスファンドは昨年5月あたりからずっと横ばいです。

REITインデックスファンドも少し調子が悪いですかね。

と言ってもどれも短期での話ですので、もっと長期目線でじっくり見守っていけばいいかなと思います。

ドル円

Yahoo Finance

ドル円は一時、為替介入のような円高振れがありましたが、その後徐々に戻していき、結局今週初めとほぼ変わらない結果で終えています。

YPFの現状

運用金額 5,000,689円先週比:‐272,485円)

上記の金額は個別株のみの合計ですが、やはりグロース銘柄には厳しい状況が続きますね。

今週も20万以上の含み損を拡大しております。

仕事頑張ろう。。。

来週の見通し

12月19日~23日の米国株式市場はインフレの減速が相場を下支えとなるかという点に注目ですね。

今回のFOMCで発表された内容によると金利は、2023年の5.125%をピークに2024年には利下げに転じることが示されました。

5.125%付近を年内維持するとしており、同水準が現在のFRBが考えるターミナルレートとなります。

今後さらなる利上げペースの鈍化やインフレのピークアウトの可能性がでており、大幅調整の可能性は低いとみえます。

12月13日発表の米CPIは、前年比7.1%上昇まで鈍化、前月比でも0.1%上昇に止まり、市場予想を下回る結果となりました。

とは言え今のところは、株価が上昇に転ずるほどの大きなニュースはなく、何とか下がらないように踏みとどまれるかといった相場にはなりそうですね。

ということで今週は以上です。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。


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