前回までの話
投資家の思考
投資初級者は「どうやって勝つか」を主眼においている人が多いと思います。
それに対して中級者や上級者そしてプロは、「勝つことよりも負けないこと」を主眼に置いています。
単発のトレードでの勝ち負けに執着せずに、年単位またはもっと長期的にみて資産を減らさないことが重要と考えています。
そういった投資家の思考として次のようなことが挙げられると思います。
情報収集には熱心で積極的に取り組むが、鵜呑みにせず、客観的に解釈した上で取り入れる。
その分析結果を自身の投資戦略に落とし込むという「慎重さ」
更にその分析結果が自身の戦略に合わないのであれば、無理に相場に入らないというのも重要です。
また、彼らは決して驕ることはないです。自分の投資法は完璧だ!とも言いません。
勉強や経験や分析を続けていくうちに、様々な可能性も広がるし、相場も刻一刻と変わっていきます。
絶対的に正解という投資法が存在しないのを念頭に置き、常にアップデートしていくことが重要です。
だから、自分の投資法を他人に勧めることもぜず、自慢もしないのだと思います。
投資戦略
戦略は『勝率・ペイオフレシオ・ポートフォリオ・セクター比率・損切ポイント』など様々なルールを決めること。
そしてそのルールを実際に守っていくのが規律です。
このルールと規律で資産が増えるならそれは良いルール。
減るならダメなルール(もしくは感情がはいっているか)
だからルールと規律を見直さなければならないのです。
もちろん一度決めたらずっと上手くいくこともないから、日々の勉強と分析は必要です。
投資は生涯教育ということですね!
最後に
まさかここまで長くなるとは自分でも思っていませんでした。
このような乱文をここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
最後にまとめです。
短期投資・中期投資・長期投資、どの運用期間であろうと、自分の戦略(ルールと規律)は持つべきだと考えます。
せっかくつみたてNISAやiDeCoを通じて投資を始めたのだから、「ほったらかし」ではなくもう一歩踏み込んでみて欲しいと思います。
これは、今の世代の金融リテラシーの低さをそのままにしておいてはいけないと考えるからです。
今でも日本人の多くは「投資は怖いもの」「投資で得たお金は悪いお金」のような考えが払拭出来ていないの残念です。
今の現役世代が変わっていくことで、次世代である我々の子供世代または更に次の世代の金融リテラシーの底上げにも繋がっていくのではないかと思っています。
来年2022年から高校での「資産形成」に関する授業がスタートするようです。
もちろんこれも素晴らしいことだと思います。
しかし学校での指導内容がどの程度のものか分かりませんし、他の教科以上に先生のレベルで授業内容は大きく変わると予想されます。(金融庁のサポートもあるみたいですが)
出来れば経験を交えて、家族一丸となって資産形成などの金融知識を学んでいければベストだと考えます。
その為にも、皆さんから学びを深めていってもらえればと思います。
僕もまずは中級者となれるよう、日々頑張っていきます。
あとLINEのオープンチャット始めました。
僕も含め皆で投資初心者から初級者の方が中級者へステップアップ出来たらと思っています。
ご興味あれば参加してみて下さい!
オープンチャット「投資青空教室」
オープンチャット「投資青空教室」
それではまた!
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