2022年9月22日(木)米国市場デイリーレポート

投資
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パフォーマンス一覧

株式指数は揃って下落。

これで3営業日連続下落となりました。

一方、債券利回りはしっかりと上昇。

この影響でドル円も大きく動きましたが、後述する為替介入の影響で激しいボラティリティながら、最終的には1%程度の動きで終えました。

金や原油のコモディティ価格は横ばいです。

セクター別騰落率

S&P 500 Map (finviz.com)

日毎の主役は大きく入れ替わります。

今日は圧倒的に製薬セクター強かったです。

オイル&ガスも好調でした。

一方で一般消費財セクターはテスラを筆頭に大きくマイナス。

金融セクター(特にクレジットカード会社)も大きくマイナスとなっています。

主要ニュース

過剰な円安に、ついに介入!

24年ぶり円買い介入、「断固たる措置踏み切った」と神田財務官
政府・日本銀行は22日夕、円買い・ドル売りの為替介入を実施した。日米金利差の拡大を背景に急激に円安が進む中、24年ぶりの円買い介入によって過度な円安を阻止する姿勢を示した。

145後半から140円前半へ!介入の影響大きいが、、、

【NY外為】円が対ドルで上昇、一時140円36銭-日本の介入受け
ニューヨーク時間22日午前の外国為替市場では、各国・地域の金融政策決定と日本の円買い・ドル売り介入を受けて相場が乱高下した。ドルは主要10通貨の大半に対して軟調。一方で円は政府・日本銀行による介入を受けて対ドルで上昇した。スイス・フランはユ...

ただ、この介入には疑問視をする声もおおくあります。

今回、円安が進む原因のメインは各国の金融政策(政策金利)の差です。

日銀は他の先進国が政策金利を引き上げる中、金融緩和の継続、場合によっては更なる緩和をも示唆しています。

これにより、円が売られるのは必然とされ、根本的な原因を解決しないのに『為替介入』を行っても、長続きはしないだろうと考えられています。

一方、今週アメリカを始め、ユーロ圏などで金融政策が発表され0.5-0.75%の利上げを発表しています。

これにより、一気に150円を目指すような動きが見られ、さすがに少しでも冷やさないと仕方がなかったとも言われています。

為替介入によって、円高トレンドになるとは考えにくい展開ではありますのが、我々のようなインデックス投資メインの個人は慌て焦って売買しないことが賢明かと思います。


TSLAリコールで株価は大きく下落

テスラが約110万台リコールへ、全車種対象-パワーウインドーに問題
米電気自動車(EV)メーカーのテスラは、販売する4車種全てで計110万台近くのリコール(無料の回収・修理)実施を明らかにした。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)への19日付の届け出によれば、パワーウインドーの閉まる速度が速過ぎてけがにつな...

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