こんにちわ!yoshiです。
米国株投資がかなり浸透してきた現在、
つみたてNISAやiDeCoで米国インデックスである、
『S&P500』『NASDAQ100』『ダウ平均30種』などに投資している方も増えていると思います。
もちろんインデックスファンドだけで積立投資を行い、入金力を上げていくだけでも十分な資産は作れると思いますし、あまり投資に神経を使いたくない人には最適解だとも思います。
今回は投資信託の積立だけじゃつまらないから、もう少し踏み込んだ投資先を選んでみたいという方に向けた記事です。
個人的に思う、米国株投資に入っていく順番として
①インデックス投資(投資信託やETF)
②セクター別ETF
➂テーマ型ETF
④個別株(大型 ➡ 中型 ➡ 小型)
➄レバレッジ型(推奨とは言いにくい…)
と考えています。
そこで今回は2番目にあたる『セクター別ETF』について、簡単に解説してみます。
それではよろしくお願いします。
米国11セクター
米国株は現在11セクターに分類されています。
細かく見ればもう少し分類可能ですが、大きく見ると11セクターということです。
下記にセクター別業種や代表をまとめてみます。
セクター名 | 業種 | 代表企業 |
情報技術 | コンピュータ・半導体・電子機器 情報技術サービス・ソフトウェアなど | AAPL/MSFT/NVDA CRM/CSCO/ADBE |
コミュニケーションサービス (通信) | SNS・メディア・電気通信サービス 無線通信サービスなど | GOOGL/FB/DIS NFLX/VZ/T |
ヘルスケア | 医薬品・バイオテクノロジー ヘルスケアサービス・テクノロジーなど | JNJ/PFR/UNH ABT/DHR/MRNA |
金融 | 銀行・各種金融サービス・保険 証券会社・消費者金融など | V/PYPL/USB JPM/BRK/SPGI |
一般消費財 | 小売全般・自動車・卸売・家財 アパレル・贅沢品など | AMZN/TSLA/HD SBUX/NKE/MAR |
資本財 | 航空宇宙・防衛・鉄道航空・電気設備 建設土木・流通サービスなど | HON/GE/UNP CAT/UPS/MMM |
生活必需品 | 食品・飲料・タバコ・家庭用品など | WMT/PG/KO PM/DG/STZ |
素材 | 金属・鉱業・建設資材・化学・容器など | LIN/SHW/APD DOW/CTVA/NUE |
エネルギー | 石油・ガス・エネルギー設備など | XOM/CVX/EOG |
公益 | 電力・水道・エネルギー販売など | NEE/SO/DUK |
不動産 | REIT・不動産関係など | AMT/CCI/PLD |
聞いたこともある企業もあれば、聞いたことのないものもあるかもしれません。
しかし、米国株に本格的に投資していくなら知っておいた方がいい大型企業ばかりです。
今後の参考にしてみて下さい!
セクター別パフォーマンス

過去14年間の米国株のセクター別パフォーマンスです。
見て分かるように、ずっと主役のセクターはありません。
その年、好調になりそうなセクターを予想して投資するのが目的です。
また、S&P500は全体指数ですので、中間リターンを出しています。
こう見ると無理せずに平均リターンを狙うのは最適解の一つであることが実感できます。
代表的セクター別ETF
セクター別ETFを取り扱う証券会社はバンガード社とステート・ストリート社があります。
今回はバンガード社の銘柄をご紹介します。
セクター名 | ETF名 | 経費率 |
情報技術 | VGT | 0.10% |
コミュニケーションサービス (通信) | VOX | 0.10% |
ヘルスケア | VHT | 0.10% |
金融 | VFH | 0.10% |
一般消費財 | VCR | 0.10% |
資本財 | VIS | 0.10% |
生活必需品 | VDC | 0.10% |
素材 | VAW | 0.10% |
エネルギー | VDE | 0.10% |
公益 | VPU | 0.10% |
不動産 | バンガード社になし (SS社:XLRE) | 0.12% |
経費率はどれも低水準に抑えられています。
セクター別ETFに投資したい場合はこの辺りから選べば問題ないと思います。
景況感とセクターローテーション

米国を始め、経済はこのようなサイクルでローテーションするとされています。
この景況の波に乗ることが出来れば、インデックスを上回る成績を上げることが可能です。
まあ言うのは簡単ですが、実際に乗れるかというと非常に難しいとも思います。
まとめ
以上、セクター別ETFについて簡単に解説してみました。
まとめです。
yoshiの考える米国株投資の推奨順番
①インデックスファンド
②セクター別ETF
③テーマ型ETF
④大型個別株 ➡ 中型個別株 ➡ 小型個別株
➄レバレッジ型ETF(推奨ではない)
セクター別騰落率の表を見てもらえれると分かるように、平均を取りたいならS&P500やVTIのようなインデックス投資で十分です。
これよりも「+α」を狙いたい人やインデックスファンド以外にも投資してみたいという人は、まずはセクター別ETFから行ってみて欲しいと思います。
ここから個別株や投資テーマを学んでから次に進んでも遅くはないと考えます。
個人的におすすめ出来そうなセクター別ETFを挙げて見ると
個人投資家が少し経験を積んでくると、すぐに小型個別株やレバレッジ型ETFに手を出しがちです。

そんな気持ちも分かりますが、そこは一つ我慢して一歩一歩進めて欲しいと思います。
もちろん、個別株で一気に大きなリターンを得られることもありますし、リスクを冒さなければリターンを得られないという考えもありますが、投資はギャンブルとは違います。
情報を正しく取り入れられれば、リターンを最小限にしつつ、大きなリターンを狙うことも可能だと考えます。
そのスキルを身に付けるために、徐々に学んでいく方がいいと思います。
投資スタイルは人それぞれですが、本記事が参考になれば幸いです。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※投資はあくまで自己判断・自己責任でお願いします※
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