2022年5月第3週 市場レポート

運用成績

こんにちは!yoshiです。

本記事では週間レポートとして

2022年5月16日~5月20日分の米国主要指数と自身のポートフォリオ成績

そして国内で人気のインデックスファンドのパフォーマンスをまとめています。

皆様の投資生活の何かしらの参考になれば幸いです。

それではよろしくお願いします。

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S&P500・債券利回り・VIX

最初にいつものように、S&P500種指数と債券利回り、そしてVIX指数の動きを確認しておきます。

5月16日5月175月18日5月195月20日週間騰落率
S&P5004010.244089.003927.483900.793902.00-3.03%
米国10年債利回り(長期)2.8892.9802.8772.8732.792-4.68%
米国2年債利回り(短期)2.58212.70442.65902.61152.5932+0.19%
VIX指数(恐怖指数)27.6626.1731.0129.3529.55+2.36%
ザラ場のみで評価

まだまだ株価指数は下落が続いています。

今は経済的にも社会的にもいいニュースが殆ど出てきませんしね。

10年債利回りは3.0%が大きな重しになっているのか、何度もそこで跳ね返されています。

ここから下落とはいかないでしょうが、平行線を辿ってくれるだけでも株式市場にとってはいいかもしれません。

ただVIX指数はまだ高止まりといったところです。

こういった時は『忍耐力』が試されます。

株式インデックス投資での運用だけの方も多いとは思いますが、

今は日々の株価の動きに振り回されずに淡々と安値を買い漁っていければと思うようにしましょう!

今の弱気相場が年内に終わるか、2-3年続くかは分かりませんが、20年後にはきっと経済は成長しているはずですから!

主要指数 & YPF

続いて、主要指数ETFと僕の個別株ポートフォリオの運用成績です。

指数(代表ETF)週間騰落率年初来2021年初来
DOW(DIA)-3.24%-14.18%+3.34%
S&P500(VOO)-3.26%-18.20%+5.62%
NASDAQ(QQQ)-4.29%-28.11%-6.67%
Russell2000(IWM)-0.93%-20.93%-8.90%
Yoshi’s Portfolio(YPF)-6.66%-51.94%-11.12%

今週も下がってますね。。。

ただ最近は2,3%下がっても、「こんなものか・・・よかった」と思うのは僕だけですかね?

YPFはレバナス民かそれ以上にダメージを追っているかもしれませんが、厳選した個別銘柄の業績がそこまで傷ついているとは見られなかったので、そこまでの悲観はしていません。

むしろ買い時を探っている状態ですね。

インデックス投資の方も同様に買い場だと思っています。

最近下げているとは言え「-5%ルール」が発動されるまではいきません。

しかし今の下げ相場で大底を完全に当てることは出来ません。

基本は定期定額積立でOKですが、こういった時に余裕資金がある人は毎月の積立金額を増額したり、

頻度を上げて毎週少しづつ買い向かってもいいかもしれません!

僕自身も毎月のインデックス積立額を増額して対応しています。

セクター別騰落率

続いて、米国S&P500週間のセクター別騰落率です。

S&P 500 Map (finviz.com)

一般消費財・生活必需品セクターが大きく焼かれています。

これはウォルマートやターゲットといった小売大手の決算が悪感された影響です。

インフレによる原材料高騰や輸送費・人件費などのコスト増が大きく影響を受けるセクターであるので、これほどの大手がやられれば他も厳しいだろうという見方が広まっています。

逆に強かったのはヘルスケアとエネルギーセクターです。

主要投資信託

ファンド名週間騰落率年初来2021年初来
e MAXIS Slim 全米株式(S&P500)-1.51%-9.00%+31.39%
楽天・全米株式インデックス(VTI)-0.99%-10.45%+26.28%
e MAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)-0.08%-8.03%+21.86%
e MAXIS Slim TOPIX+0.72%-4.96%+7.36%
e MAXIS Slim 先進国REIT-0.58%-6.30%+39.94%

127円台まで円が戻ってきた影響は円建てで換算される投資信託には大きな影響を与えています。

また米国以外の株式市場は比較的良かったようです。

TOPIX(日本)も好調でした。

その分オールカントリーの下げが緩やかになっていると思われます。

ちょっとREITも勢いがなくなってきているのも気になります。

まとめ

そして最後に今週をざーっと振り返ってみます。

・S&P500種指数が最高値から20%下落

 S&P500種指数が一時的にではありますが、1月に付けた最高値から-20%値に到達。

 20%の下落はベアマーケット(弱気相場)入りと言われています。

 7週連続下落となかなか厳しい相場が継続しています。

・大きなニュースはなくとも急激な下落が起こり得る相場

 オプションの清算やショートカバーなど売買交錯の影響も大きい。

 インデックス投資家の売りが売りを呼ぶ状態になっている可能性も高い。

 インデックス投資のデメリットとして、長期投資のつもりでもまだ経験が浅かったり、

 出口付近の投資家の場合、一時的な下げに耐え切れなくなり売ってしまう。

 更にそれが連鎖的に振るい落とされていくという悪循環がインデックスファンドでは起こりやすい。

 業績などを加味しない投資であるため、こういった場面で歯止めが利かなくなる。

 こういう時こそ『底が近い』と買いに走る投資家もいるため、一時的にリバウンドすることがある。

 今はこの2極化が進んでいるため、高いボラティリティが続いているかもしれません。

・今週の下げの一番の原因はウォルマートやターゲットの悪決算⁉

 両者に共通する決算内容として、インフレ加熱で値上げによる売上高は上昇したものの、

 人件費や輸送コストも上昇したことで、利益ベースでは大きく下落した。

 生活必需品の売上が維持されているものの、家電などの一般消費財の売上比率が落ち込む内容。

 これにより『消費自体も落ち込むのではないか?』というスタグフレーションの懸念が起きたか?

 やはり今後の一番の問題はインフレ抑制策がハマるか否かになってくると思われる。

個人的にはこの辺りが気になったポイントですね!

なかなか晴れやかな気分にはなれない相場ではありますが、あまり気に病まずにコツコツ積立頑張りましょう!

ということで本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

公式LINEで問い合わせも受け付けてますので、ご興味あればページ上下部のリンクから登録お願いします。

ではまた。

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