こんにちは。yoshiです。
本記事は米国市場を中心に、週間レポートとして
2022年8月22日~26日の米国主要指数・yoshiのポートフォリオ成績、
国内で人気のインデックスファンドの週間パフォーマンスをまとめています。
皆様の投資成績の何かしらの参考になれば幸いです。
それでは、よろしくお願いします。
S&P500・債券利回り
まずは、いつも通りS&P500種指数と長短債券利回りの動きを確認しておきましょう
8月19日 | 8月26日 | 週間騰落率 | |
S&P500 | 4228.30 | 4059.54 | -3.99% |
米国10年債利回り(長期) | 2.979 | 3.305 | +1.88% |
米国2年債利回り(短期) | 3.2484 | 3.3885 | +4.31% |

S&P500種指数はこれで2週連続の下落。
ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言を受け、しばらく景気後退が継続することを懸念し、金曜日に大きく下落しました。
それに逆相関するように金利はひたひたと上昇。
長短金利差も未だに逆イールドとなっており、好景気への反転の兆しはまだ見えてきません。

金曜日に大きな陰線をつけています。
200日移動平均線に跳ね返されてから、ちょっと下降気味です。
50日移動平均線を死守できるかが、来週の注目点かと思います。
そこを超えると、3800Ptレベルまで下落してします可能性もありそうです。
VIX指数も金曜日に一気に25台まで跳ね上がっています。
月曜日がブラックマンデーにならないよう祈りたいものです。
主要指数 & YPF
続いて、主要指数ETFと僕の個別株ポートフォリオの運用成績です。
指数(代表ETF) | 週間騰落率 | 年初来 | 2021年初来 |
DOW(DIA) | -4.65% | -11.29% | +6.82% |
S&P500(VOO) | -4.58% | -14.90% | +9.89% |
NASDAQ(QQQ) | -4.99% | -23.44% | -0.60% |
Russell2000(IWM) | -2.97% | -15.28% | -2.39% |
Yoshi’s Portfolio(YPF) | -11.80% | -34.21% | +6.62% |

今週は全指数が大きくやられました。
木曜日までは様子見の状態でしたが、金曜日にガクッと落ち込みました。
この下げにより、2021年初来でもマイナスに転落してしまった指数も出ています。
YPFも先週までは順調だったのが、またボコボコにやられる始末。。。
まあ、こんな時もあります。
続いてセクター別騰落率です。

今週はまたエネルギーセクターの一人勝ちでした。
あとは防衛セクターのレイセオン・ボーイングあたりもプラスでしたね。
金融政策への懸念から高PER銘柄は大きく売られました。
ただ、一般消費財や生活必需品なども売られていますので、サイクルとはまた違った動きのように思えます。
主要投資信託
ファンド名 | 週間騰落率 | 年初来 | 2021年初来 |
e MAXIS Slim 全米株式(S&P500) | -1.64% | +5.16% | +54.36% |
楽天・全米株式インデックス(VTI) | -1.60% | +3.62% | +46.11% |
e MAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) | -1.42% | +2.57% | +35.90% |
e MAXIS Slim TOPIX | -0.75% | +0.34% | +13.33% |
e MAXIS Slim 先進国REIT | -2.48% | +2.28% | +52.76% |

今週は主要な投資信託も全てマイナスで終えています。
次に載せますが、今週も円安に振れているにも関わらず、それ以上に指数の下落が響いていますね。
資金に余裕がある人は、近いうちに良い買い場が来るかもしれません。
ドル円

ドル円はまた137円後半まで下げています。
ダブルボトムに近い形を形成し、更に円安が加速してしまうのか?心配なところです。
YPFの現状

今はこんな比率です。
追加投資は今のところVTIメインに入れており、50%まで持っていく予定です。
ちょっと最近は個別株の方が調子が悪いですが、ある意味買い場が来るのかな?と他の銘柄も物色し始めているところです。
ちなみに今週テスラが3分の1に分割されましたね。
日程を気にしてなかったので、一瞬びっくりしましたw
まとめ
今週はジャクソンホール会議があり、そこでのパウエル議長の発表に大きな注目が集まっていました。
ちなみにジャクソンホール会議とは世界各国の中央銀行首脳級が集まる会合であり、今回は日本からも黒田総裁が参加していました。
そして結果としては、上でも触れたように大きな下落となってしまいました。
パウエル議長発言
『物価の安定はFRBの責任。物価の安定こそが経済の根幹であり、それが達成されないと経済は機能しない』
『ただ物価の安定には時間を掛ける必要がある。粘り強く経済政策を続ける必要がある』
『9月のFOMCでの利上げは、今後の雇用統計やCPIなどのデータを見た上で判断する』
『ある時点で利上げのペースを緩めることが適切』
金曜日の下げの理由を紐解くと、
『9月の利上げ幅を言及しなかった』➡『今後の経済指標データを見極めて判断する』
『インフレ対策の強い決意を表明』➡『目先の景気よりもインフレ率の抑制を優先する』
『早すぎる金融緩和は危険』➡『投資家はしばらく景気後退&低迷を懸念か?』
というロジックかなと思います。
利上げ予想が不透明になったことで、まだ不安定な相場が続くかもしれません。
パウエル議長の発言からすれば、雇用統計やCPIのデータが出そろってくれば、利上げ予想も固まってきて、9月20-21日のFOMCを迎えるんじゃないかなと思います。
ということで、今回は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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