『Think CIVILITY』

本要約

今回は、タイトルにあるように『Think CIVILITY』を読んでの書評です。


こちらの本のサブタイトルは『「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』です。

最近、少し無礼な人と接することがあり、タイトルに惹かれて読んでみました。

(kindle買ってから、読書量が増えていますw)

それでは、よろしくお願いいたします。

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成功者は礼儀正しい人が多い

お金持ちや成功者と呼ばれる人は礼儀正しい人が多い傾向にあります。

それは、『無礼なことが損であることを知っているから』です。

この本の著者であるクリスティーン・ボラス氏は、『無礼さ』がどれほど人生に悪影響を与えるのかを20年間研究しました。

その結果、『無礼さ』が人生に非常に悪影響を与えることを科学的に解明しました。

無礼な人が与える悪影響

無礼な人が与える悪影響(コスト)は3つあると示されます。

①無礼さは周囲に伝染する

これは、無礼な人の近くにいると、その人も無礼になってしまうということです。
例えば、会社ですれ違って挨拶しても無視されると、無視された人もその人だけでなく、
他の人にも今後は挨拶をしたくなくなる。といった状況です。

無礼な扱いを受けると、他人に協力しようとする人が1/3にまで減ってしまうと書かれています。

つまり、無礼な人に関わると、無意識のうちに自分まで無礼になってしまう可能性が高まるということです。

②無礼さは損害を生む

米国の会社全体で無礼さによって年間56兆円もの損失が出ているというデータも紹介されています。
無礼な態度を目にするだけでも成績は20%低下した。とも書かれています。

「目にするだけ」というのは、例えば同僚が上司から見下された態度での説教されているのが聞こえてくる環境では、生産性が低下する。といったことです。

無礼な人というのは、その人の成績だけでなく周囲の生産性も下げて、全体に損害を与えるのです。

また、外部企業との関係悪化も当然ありますし。
周囲とのトラブルのための、専門家(セラピストや弁護士など)の費用も掛かることも考えられます。

③無礼さは健康をも害する

無礼な態度はストレスを生みます。(主に人間関係)
そしてストレスは肥満・喫煙と同じくらい健康に悪いと言われています。

ストレスが溜まれば、体調を崩しやすいということですね。
そうすると離職や休職リスクも高まるので、業務効率は下がります。

無礼な態度は記憶されやすい

人は何を言っていたかは忘れてしまいがちですが、態度や行動は記憶されやすいものです。
例えば、「あの人は挨拶が出来ない人」とか「いつも怒鳴っている人」などですね。

そんな人とはビジネスでもプライベートでも付き合いたくはなくなるので、
無礼な態度というのは『百害あって一利なし』なのです。

礼儀正しい人のメリット

ここまでは無礼な人のデメリットを書いてきましたが、
ここで「礼儀正しい人」にどのようなメリットがあるのかを示しています。

チャンスが増える

あなたが人に何かを依頼するときに、仕事は普通だが親切で礼儀正しい人と、仕事は優秀だが不愛想で無礼な人とどっちに声を掛けるかを考えると、前者の方が選ばれる確率は高くなると思います。

礼儀正しい人は社外での人脈も豊富になりやすく、チャンスが舞い込みやすいとも言えます。
もちろん、最低限のスキルは必要ですが、出世にしても礼儀正しい人の方が選ばれやすいですね。

出世するためには、仕事のスキル以外にも、気配り・優しさ・思いやりなどが必要です。
時にこれらの能力の方が重要な事もあるかもしれませんね。

②『礼儀正しさ』も伝染する

無礼な態度と同様に、礼儀正しさも伝染します。
自分が変われば、周囲も変わる可能性は高いので、まずは自分から『礼儀正しさ』を身につけていけばいいでしょう。

礼儀正しさとは

①笑顔を絶やさない
当たり前のようですが、なかなかできない人も多いと思います。
『笑顔で挨拶』 小学生の標語みたいですがとても大切なことですね!

②相手の話を聞く
これは男性で苦手な人が多いように思います。
部下や同僚からの相談に対して、話を途中で遮って自分の話にすり替えたり、
相談相手を見下したような話しになってしまうような人ですね。

やはり、人というのは話を聞いてくれてる≒関心をもってくれることで救われます。
なので話を聞いてくれない人は、無礼な人だと思われてしまいます。

人と話をするときは、話す:聞く=1:2くらいの割合が良いと言われています。
やはり礼儀正しい人は「聞き上手」であることが多いようです。

③相手を尊重する
簡単なことでも、頼み事や仕事に対してお礼がちゃんと言えていますか?
ビジネスだけでなく友達や夫婦の間でも、
ほんの些細なことでも「ありがとう」と感謝の言葉が言える人が礼儀正しい人です。

逆に無礼な人は、自分よりも立場が下の人に横柄な態度を取ってしまいます。
例えば、レストランやコンビニの店員に対して無礼な態度を取ったりする人
部下をみんなの前で公開処刑したり、部下の発言中にスマホをいじっているような人ですね。

④与える人になる(Giver)
与える人というのは、与えない人に比べて得をするということも研究結果で明らかになっているそうです。

これは与えることで人間関係が良くなって、協力関係が芽生えるからです。
人間関係がよくなれば、相乗効果も得られます。

逆に人間関係が悪ければ、ストレスが溜まったり、最悪足の引っ張り合いにもなってしまいます。

ここで疑問に思うのは、『何を与えればいいのか?』ということかと思います。
それは、全然特別なものでなくていいと書かれています。
例えば、日頃の感謝の気持ちを伝えるだけでもいいと言われています。

そんな些細なことでも、人は礼儀正しい人だと感じてくれるものなのです。

⑤自分だけの手柄にしない
これは誰かに協力してもらった時は、全ての人が得を出来るように配慮するということです。
そしてその礼儀正しさがあれば、次のチャンスにも繋がりやすいというメリットも生まれます!

礼儀正しくなるには

礼儀正しいことによるメリットは上記で示した通りです。
また、礼儀正しさのあるチームでは、『ミスが早く見つかる・人間関係での消耗が少ない・自分の意志で行動できる人が増える』などのメリットもあります。

企業の業績のプラスにしかならないメリットですね!

では、礼儀正しさをどのように高めていけばいいのでしょうか?
こちらでは以下の行動が紹介されています。

①他人からフィードバックをもらう
信頼できる人からのフィードバックは、自分の振る舞いがよく分かります。
そこで指摘されたことを、真摯に受け止めて改善していければより礼儀正しさが増すでしょう。

②日記をつける
その日の気付きを書き続けることで、毎日の自分の変化に気が付けるようになります。
また自分の考えを言語化することで、客観的に自分自身を知ることが出来ます。

更に、環境や状況に応じた自分の変化も知ることが出来るので、
細かく書くことでより良い結果が得られるだとうとも書かれています。

③『食事・睡眠・運動』で自分を大切にする
日々のストレスをため込まないためには規則的な生活が不可欠です。
ベストな体調であることが最も重要なのです。

空腹や栄養不足にバランス不足、寝不足、運動不足は健康にも良くありません。
まずは、自己管理が大切だということですね。

無礼な人への対応

①会話を手短にする
無礼な人と接することにメリットはないので、関わる必要のない人は避ける!
関わらなければならない相手の場合はなるべく短時間に終わらせる!
これらが大事になります。

もっと言えば、仕事関係であれば顔を合わす機会は少ない方がいいので、メールやLINE、チャットなどで済ませられれば更にいいですね。

②無礼な態度で返さない
重要なポイントとして挙げられているのが、相手がどんなに無礼な態度を取ったとしても、こちらは決して同様の態度で言い返してはいけないということです。

そんなことをすれば相手のレベルまで自分を落とすことになるだけで、メリットは何もありません。

とにかく淡々とドライな関係で済ませることが無難です。

まとめ

無礼な態度は『百害あって一利なし』

また、無礼な人と関わると金銭的にも健康にも損害を与える。

礼儀正しい人は、人脈にも恵まれチャンスを掴みやすくなる。

礼儀正しくなる(礼儀正しい人と思われる)には
笑顔で挨拶・相手を尊重・聞き上手・与える人になることです。

また、無礼な人とどうしても関わらなければならない時は、なるべく直接関わる機会を減らし、
最低限のコミュニケーションにする。ということが重要です。

これを見て、『無礼な人になろう!』っていう人はいないとは思いますが、
判断するのは自分ではなく相手です。
『無礼な人』と言われないように、今一度自分の態度を振り返ってみるのもいいかもしれません。

僕ももっと笑顔で接することと、聞く割合を増やすことを心掛けますw

それでは本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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